リマーケティングについて−[設定]
2014年1月24日
皆さまごあいさつが遅くなってしまいましたが、
新年あけましておめでとうございます。本年もGoogle研究所をお願いいたします。
前回の「リマーケティングについて-[考え方]」から大分更新が空いてしまいました。
少し忙しいフリをしているGoogle研究所の助手いけちゃんです。
すいません・・・・・。
さて、新年一発目、前回はリマーケティングの考え方についてだったので、今回は管理画面での[設定]についてです。
まずは、
リマーケティングの運用開始までの流れを見てみましょう!
上記の流れのように、リマーケティングを開始するには、Webサイトに訪問するユーザーリストをためなければいけません(過去30日間で100人のリストが必要)。
そして、そのリストを元に、「特定のページのみを訪問したユーザー」にのみ広告配信をするや、「特定の期間内にページを訪問したユーザー」にのみ広告配信するなどのリマーケティングで広告配信を行うターゲット設定をしたリストを作成します。
リマーケティングを開始するには、リマーケティングを行う対象のWebサイトにユーザーのCookie情報を取得するための専用のタグを設置しないといけません。
このタグは、コンバージョンタグとは異なります。
【タグの取得】
①「キャンペーン」タブのサイドメニューの「共有ライブラリ」の中にある「ユーザーリスト」の「表示」をクリック
(下図のピンクのエリア参照)
②下図のような画面が表示されるので、「リマーケティングを設定」をクリック
③下図の画面でメールアドレスを入力してメールでタグ情報を入手する。
あとは、メールに送られてきたタグをWebサイトに貼りつけてください。
上記設定が終わると、ユーザーリストの管理画面が表示されます。
最上部の「メインリスト」が、プレーンのユーザーリストです。
それ以降のリストは、任意で条件を指定して設定したユーザーリストです。
【ユーザーリストの新規追加】
①緑色のボタンの「+リマーケティングリスト」をクリックします。
②『新しいリマーケティングリスト』画面が表示されるので、リストの設定を行います。
2-1:リマーケティングリストの名前:ユーザーリストの管理画面上でリストが識別行えるようにリストに名前をつけます。
2-2:リストに追加するユーザー:広告を配信するユーザーのルールを設定できます。
[2-2-1]広告を配信するユーザーのルールをプルダウンより選択
『ページを訪問したユーザー』:1ページまたは複数のページを訪問したユーザーに広告配信したい場合
⇒「値を入力」のボックス欄にURLを指定します。複数のURLを指定したい場合は、「+ルール」をクリックすると同様にURLの指定ができるようになります。
『特定のページのみを訪問したユーザー』:ウェブサイトのあるページに訪問したが、別のあるページには訪問しなかったユーザーに広告配信したい場合
例)航空券を求めてサイトに訪問したが、何も購入しなかったユーザーにアプローチしたい
『異なる2つのページを訪問したユーザー』:ウェブサイトの 2 つの異なるページに訪問したユーザーに広告配信したい場合
AとBのページを閲覧しているユーザーはコンバージョンしやすいなどのデータが計測できている場合に有効です。
『特定の期間内にページを訪問したユーザー』:特定の期間に指定ページに訪問したユーザーに広告配信したい場合
⇒日付は図のように「次の間」「次より前」「次より後」から選択可能です。
『特定のタグが設定されたページを訪問したユーザー』:例えば古いタグなどが設置されたページを訪問したユーザーに広告配信したい場合
ちなみに最下部の『組み合わせリスト』は既に登録済みの『ユーザーリスト』を利用して広告を配信するユーザーの指定が行えます。
『いずれかのユーザー(OR)』『それぞれのユーザー(AND)』『選択したユーザーリスト以外』から選択可能。
2-3:有効期間:2-1の設定が終了したら、ユーザーリストの保存期間を指定します。最大 540 日まで設定可能です。
最後に「保存」ボタンをクリックし新しいユーザーリストの作成は完了です。
あとは、そのリストにユーザーリストがたまるのを待ちます。
あとは、リストがたまるのを待ちながら、キャンペーンの設定をします。
キャンペーンの設定は以前の「広告キャンペーンの作成・設定について-前編」「広告キャンペーンの作成・設定について-後編」を参考に作成してください。
注意点といえば、タイプを「ディスプレイネットワークのみ」を選択し、「リマーケティング」を選択することです。
これでリストがたまって、キャンペーンの作成が完了していたらリマーケティングの開始です。
それでは、今回は少し長くなってしまいましたが最後まで読んでくださってありがとうございました。
いけちゃんでした。