2026.02.27

SEO対策

SEO対策の見積もりを比較検討するポイントは?項目の読み解き方や業者の選定基準も解説

SEO対策の見積もりを比較検討するポイントは?項目の読み解き方や業者の選定基準も解説

SEO対策を外注する際、見積もりの内容を正しく読み解けるかどうかで、その後の成果は大きく変わります。しかし、SEO会社によってサービス範囲や料金体系は大きく異なり、予備知識のないまま依頼すると自社の課題に合わない施策を提案されるケースも少なくありません。

本記事では、見積書の読み解き方から信頼できるSEO会社の見極め方まで、見積もりで失敗しないための実践知識を解説いたします。

目次

見積もり依頼前に知っておくべきSEO対策の費用感について

SEO対策の見積もりを正しく評価するには、施策の全体像と料金体系の基本を理解しておくことが前提条件となります。

ここでは、SEO会社への依頼を検討する際に最低限押さえておきたい予備知識をみていきましょう。

SEO対策の主な施策の種類と費用目安

SEO対策は大きく以下の4つに分類されます。

施策分類施策内容
内部対策HTML構造の最適化やサイト表示速度の改善など、技術面の土台を整える施策
コンテンツSEO検索意図に沿った記事を制作・運用し、検索流入の拡大を目指す施策
外部対策被リンク獲得によってサイト全体の権威性を高める施策
SEOコンサルティング上記の施策を総合的に分析・立案・管理する上流工程のサービス

SEO会社ごとに対応範囲は異なるため、見積もりを依頼する際は「どの施策領域がカバーされているか」を必ず確認しましょう

SEO対策の料金体系

SEO対策会社の料金体系は、主に以下3つに大別されます。

料金体系詳細向いている企業
月額固定型毎月一定の費用でSEO施策を継続的に受けられる契約形態中長期的にSEOへ取り組む企業
成果報酬型検索順位の上昇など特定条件の達成時に費用が発生する契約形態初期費用を抑えたい企業やSEOの効果を試したい企業
スポット型サイト診断や競合分析など単発の施策に利用される形態特定の課題を短期間で解決したい企業やSEOを初めて検討する企業

見積もりを比較する際は、料金体系の違いを理解したうえで、自社の予算感や目的に合った契約形態を選ぶことが大切です。どの料金体系にもメリット・デメリットがあるため、複数社から見積もりを取り、費用だけでなく契約条件や解約条件まで確認しておきましょう。

関連記事:SEO対策の費用相場は?料金早見表から内訳まで徹底解説【2026年版】

SEO対策の見積書に記載される主な項目

SEO対策の見積書には、普段目にしない専門的な項目が並ぶことが多く、内容を正確に理解しないまま契約に進むのはリスクがあります。ここでは代表的な項目を以下の3つに分けて解説します。

  • 初期分析・調査費用
  • 月次の運用・施策実行費用
  • オプション・追加費用

初期分析・調査費用

初期分析費用は、SEO施策の方向性を定めるための基礎調査にかかるコストです。具体的には以下のような作業が該当します。

  • キーワード調査
  • 競合サイト分析
  • サイト全体の技術的な課題の洗い出し(内部SEO診断)
  • 被リンク調査

この工程は的確な施策を立案するための土台となる重要なフェーズです。初期分析の項目が見積書に明記されていない場合、施策の根拠が曖昧になるリスクがあるため、分析・調査の具体的な内容まで確認しましょう

月次の運用・施策実行費用

月額固定型の契約では、毎月の運用費用として以下のような項目が記載されるのが一般的です。

  • 対策キーワードの順位計測
  • SEO施策の指示書作成・改善提案
  • 施策の実装サポートおよび進捗管理
  • 月次レポートの作成・共有

見積書を確認する際は、これらの作業が具体的にどこまで含まれるかを確認しましょう。「SEOコンサルティング一式」のように内容が曖昧な記載の場合、後から「この作業は別料金」と追加費用を請求されるケースがあるため、作業範囲の詳細を書面で確認しておくことが重要です

オプション・追加費用

基本料金に含まれない作業は、オプション費用として見積書に別途記載されます。よくあるオプション項目としては、以下が挙げられます。

  • コンテンツ(記事)の新規作成
  • HTML修正の施工作業
  • アクセス解析レポートの詳細版
  • 表示速度改善の技術対応

見積書を受け取った際は、基本料金だけで自社の課題を解決できるのか、それとも必要な施策がオプションに分類されていないかを必ず確認しましょう。「追加料金が発生する作業の一覧と単価」まで明記してもらうことで、想定外の費用発生を防ぐことが可能です

関連記事:SEO記事を外注するメリットとは?依頼する会社の選び方や費用相場も解説

SEO対策の見積もりを比較検討する際のポイント

ここでは、見積もり依頼から比較検討のプロセスで特に意識すべきポイントを5つご紹介いたします。

  • 複数のSEO会社に見積もりを依頼して比較する
  • 自社サイトの簡易分析を実施してもらう
  • 施策のプロセスと実行体制を具体的に提示してもらう
  • 見積書の不明点は必ず質問する
  • 金額だけで外注先を選ばない

複数のSEO会社に見積もりを依頼して比較する

SEO対策の見積もりは、必ず複数の会社に依頼して比較検討しましょう。1社のみでは費用の妥当性やサービス内容の良し悪しを判断する基準が持てません。

3社程度に依頼すれば、各社の提案内容や費用感の違いを客観的に把握でき、自社のニーズに合った会社を選びやすくなります。比較の際は金額だけでなく、サービスの対応範囲や提案の具体性、担当者の対応姿勢も含めて総合的に判断することが大切です

自社サイトの簡易分析を実施してもらう

見積もりを依頼する際は、自社サイトの簡易分析を実施してもらいましょう。現状のサイト評価や技術的課題を把握しないまま施策を提案することはできないため、事前分析は適正な見積もりの前提条件といえます。

分析結果に基づいた具体的な課題提示と改善提案が見積書に反映されているかどうかは、その会社の実力を見極める判断材料にもなります

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施策のプロセスと実行体制を具体的に提示してもらう

見積もりでは、ゴールに至るまでのプロセスを詳細に提示してもらうことが重要です。「どのような施策を」「どの順序で」「どのような体制で」実施するのかが不明確な場合、施策が計画どおりに進まないリスクが高まります

施策の目的、具体的な内容、実施スケジュール、担当者の体制まで明確に提示されていれば、認識のズレによるトラブルを防げるだけでなく、進捗管理もスムーズに行えるはずです。

見積書の不明点は必ず質問する

見積書に記載された項目や用語で意味がわからないものがあれば、遠慮なく質問しましょう。小さな認識のズレが、後に大きなトラブルへと発展する可能性があるためです。

特に、用語や施策の意味合いは会社ごとにニュアンスが異なる場合があるため、自己解釈で済ませず確認することが重要になってきます。質問に対して丁寧かつ明快に回答してくれるかどうかは、その会社の信頼性を判断するうえでも有効な指標です

金額だけで外注先を選ばない

費用を抑えたいという気持ちは当然ですが、金額の安さだけを基準にSEO会社を選ぶことは避けるべきです。安価なサービスでは施策の品質やレポート体制、アフターサポートが不十分な場合があり、結果的に成果が出ず追加費用がかかるという事態にもなりかねません。

一方で、高額であればサービスが充実しているとも限りません。費用に対してどのような施策が含まれ、どの程度の成果実績があるのかを総合的に評価し、費用対効果の観点から判断することが大切です

悪質なSEO対策会社を見抜く選定基準

SEO業界には、残念ながら不適切な手法や不透明な契約条件で運営する会社も存在します。自社のサイトを不要なリスクにさらさないために、以下を確認しましょう。

  • 上位表示を「保証」していないか
  • 料金体系や報酬発生条件が曖昧ではないか
  • Googleガイドライン違反の施策が含まれていないか
  • レポート体制と進捗管理のルールが明確か

上位表示を「保証」していないか

「必ず1位に表示させます」「確実に上位表示を実現します」といった表現を使う会社は避けるべきです。検索アルゴリズムの詳細な評価基準はGoogleが公表しておらず、”必ず成功する手法”は存在しません。

同様に、「短期間で劇的な効果が出る」という訴求も警戒すべきサインです。SEO対策は一般的に3ヶ月〜6ヶ月以上の期間をかけて成果が表れる性質の施策であり、短期的な成果を約束する会社の手法はガイドラインに違反している可能性が否定できません

料金体系や報酬発生条件が曖昧ではないか

悪質なSEO会社は、料金体系が曖昧という特徴があります。特に成果報酬型の契約では、「何位以内の表示で報酬が発生するのか」「上位表示がどの程度の期間続いた場合に課金されるのか」「順位計測に使用するツールは何か」を必ず事前に確認しましょう。

報酬発生条件が不明確なまま契約すると、「知らない間に費用がかさんでいた」「成果の認識にズレがあった」といったトラブルに発展するリスクがあります。条件は契約書に明記し、定期的な報告の頻度と方法もあわせて取り決めておくことが重要です。

Googleガイドライン違反の施策が含まれていないか

見積もりに含まれる施策がGoogleのガイドラインに違反していないかは、契約前に必ず確認しておく必要があります。

ブラックハットSEO

Googleのガイドラインに違反する不正なSEO手法の総称。被リンクの購入(ペイドリンク)、キーワードの過剰な詰め込み(キーワードスタッフィング)、他サイトのコンテンツをコピーする行為などが代表例。発覚した場合、サイトにペナルティが科される。

ペナルティを受けると検索順位が大幅に下落し、最悪の場合はサイトが検索結果から除外される事態に陥ることもあります。施策の具体的な手法を事前に共有してもらい、自社でもガイドラインとの整合性を確認する姿勢が大切です

レポート体制と進捗管理のルールが明確か

信頼性の高いSEO会社は、施策の進捗管理とレポート体制を明確に定めている傾向があります。中長期にわたるSEO施策では、対応を後回しにされたり手付かずのまま放置されたりしても気付きにくいケースがあり、こまめな進捗報告が欠かせません

トラブルを未然に防ぐために、以下のような取り決めを事前に行っておくことをおすすめします。

  • タスクごとのスケジュール提示
  • 報告・共有の頻度と方法
  • 進捗に遅れが出た場合の対応方針

見積もりの精度を上げるために自社で準備すべきこと

見積もりの精度を上げるためには、自社での準備も欠かせません。可能な範囲で以下の事前準備を行いましょう。

  • 目的・KPIと予算の上限を明確にする
  • 対策キーワードの候補を整理する
  • コンバージョンまでの導線を意識して目標を設定する
  • 内製化できる範囲を検討しておく

目的・KPIと予算の上限を明確にする

SEO対策を外注する前に、まず「何のためにSEO対策を行うのか」という目的と、その達成度合いを測るKPIを設定しておくことが必要です。

KPI(Key Performance Indicator)

施策の成果を定量的に測定するための重要業績評価指標のこと。SEO対策においては「検索順位」「オーガニック流入数」「コンバージョン数」「クリック率(CTR)」などが代表的なKPIとして設定される。

「オウンドメディアへの月間流入数を半年で2倍にしたい」「特定商材のキーワードで検索上位を獲得し、問い合わせ数を増やしたい」など、できる限り具体的なゴールを設定しましょう。あわせて投資可能な予算の上限も決めておくことで、SEO会社との間で認識のズレが生じにくくなります

対策キーワードの候補を整理する

見積もり依頼時には、上位表示を目指したいキーワードの候補をあらかじめ整理しておくと、提案の精度が格段に上がります。キーワードを決めずに依頼した場合、SEO会社側が上位表示させやすいキーワードを中心に提案してくる可能性があり、自社の事業目標に直結しない対策になりかねません

自社でキーワード調査が難しい場合は、Google Search Consoleのデータや流入が多い検索語句の情報を共有し、SEO会社に分析を依頼するのも有効な方法です。

コンバージョンまでの導線を意識して目標を設定する

SEO対策の見積もりを評価する際、「検索順位」や「流入数」だけでなく、最終的なコンバージョンまでの導線を意識した目標設定を行うことが重要です。検索順位が上がっても、サイトに訪れたユーザーが問い合わせや購入に至らなければ、ビジネス上の成果にはつながりません。

CVR(Conversion Rate/コンバージョン率)

Webサイトを訪問したユーザーのうち、問い合わせ・購入・資料請求など、目標とするアクション(コンバージョン)に至った割合のこと。SEO対策では流入数だけでなくCVRの改善まで視野に入れた施策設計が求められる。

「流入を増やす」だけでなく「その先のコンバージョンをどう獲得するか」まで踏まえてSEO会社と議論できれば、より実効性の高い施策提案を引き出せるはずです

内製化できる範囲を検討しておく

すべての施策を外注するのではなく、自社で対応可能な部分がないかを事前に検討しておくことで、コストの最適化につながります。たとえば、コンテンツの企画・執筆は社内で行い、キーワード選定や構成案の作成、技術的な内部対策はSEO会社に任せるといった役割分担も選択肢の一つです。

ただし、内製化にはSEOに関する一定の知識とリソースが必要になるため、現実的に対応可能な範囲を見極めたうえで不足する部分を外注するという判断が求められます。SEO会社の中には内製化を支援するサービスを提供しているところもあるため、将来的な自社運用を視野に入れている場合はその点も含めて相談してみましょう。

関連記事:SEO対策は外注すべき?依頼のメリットや流れ、業者の選び方まで徹底解説

SEO対策の見積もりに関するよくある質問

最後に、SEO対策の見積もりに関するよくある質問を紹介します。

SEO対策はどのくらいの期間で効果が出ますか?

一般的に、施策開始から3ヶ月〜6ヶ月程度で検索順位や流入数に変化が表れ始めることが多いとされています。ただし、サイトのドメインパワー、キーワードの競合性、コンテンツの制作ペースなど多くの要因が影響するため、一概には断言できません。SEOは中長期的な取り組みであり、安定した成果の獲得・維持には継続的な改善が不可欠です。

SEO対策と広告運用を組み合わせて依頼できますか?

対応可能なSEO会社は複数あります。短期的な集客にはリスティング広告やSNS広告が有効で、中長期的な流入増加にはSEOが適しているため、両者を組み合わせることで相乗効果が期待できます。

スポットでのSEO見積もり・診断は可能ですか?

はい、多くのSEO会社がスポット型のサービスを提供しています。特定の課題に対する診断だけを依頼したい場合や、まずは現状分析から始めたい場合に有効な選択肢です。ただし、SEOは継続施策が基本であるため、スポット対応だけで安定した成果を得ることは難しい点にご留意ください。

見積書の項目が会社ごとに異なるのはなぜですか?

SEO対策会社ごとにサービスの提供範囲や料金体系が異なるため、見積書の項目にも差が生じるのは自然なことです。ある会社では基本料金に含まれている作業が、別の会社ではオプション扱いになっている場合もあります。複数社の見積書を比較する際は、項目名だけでなく各項目に含まれる作業の具体的な内容まで確認したうえで判断しましょう。

まとめ

SEO対策の見積もりを適切に評価するためには、SEOへの基本的な理解、見積書の項目を正確に読み解く力、そして比較検討の際に何を基準とすべきかの判断軸が欠かせません。

本記事で解説したポイントを押さえたうえで複数社に見積もりを依頼し、金額だけでなくサービスの対応範囲や提案の具体性、担当者の対応姿勢まで含めて総合的に比較検討しましょう。

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