2025.11.07
動画広告TVer広告のターゲティング【完全版】広告効果を最大化するコツとは

民放各局が共同運営する見逃し無料配信動画サービス「TVer」の利用者は、年々増加しています。2025年1月にはMUB(月間ユニークブラウザ数)が4,120万を突破し、国内有数の動画配信プラットフォームへと成長しました。この圧倒的な利用規模を背景に、「TVer広告」も強力な動画広告媒体として注目を集めています。
本記事では、TVer広告のターゲティング手法や配信方法について、わかりやすく解説します。TVerを活用して広告効果を高めたい企業のマーケティング担当者様や広告運用担当者様は、ぜひ参考にしてください。
目次
TVer広告とは?

そもそもTVerとは、民放各局が共同運営する見逃し無料配信動画サービスのことです。テレビ放送された番組を、放送終了後から次回放送の直前まで無料で視聴できるのが特徴で、基本的な配信期間は1週間となっています。
TVer広告は、このTVerで配信される番組の開始前(プレロール)、番組途中(ミッドロール)、終了後(ポストロール)に表示される動画広告です。
昨今はライフスタイルが多様化し、いわゆるゴールデンタイム・プライムタイムの時間帯に在宅しているとは限りません。
ゴールデンタイム・プライムタイムの違い
ゴールデンタイム:視聴率が高くなりやすい「19〜22時」のこと。
プライムタイム:ゴールデンタイムより少し遅い時間まで含む「19〜23時」のこと。
→いずれもテレビを見る人数が比較的多いとされる時間帯を指す。
しかし、「リアルタイムでは見られないけれど、お気に入りの番組は後から必ず見る」という層は確実に存在します。TVerは、こうした視聴行動の変化に対応できるプラットフォームとして支持を集めています。
TVer広告は、テレビCMのようにあらかじめ決められた時間に流れるものではありません。ユーザーの利用状況や設定条件に合致したタイミングで配信されるため、効率的にターゲティングが可能です。
この仕組みにより、「テレビは見ないが週に1度はTVerを視聴する」といった、地上波リアルタイム放送では接触しにくい 若年層や働き盛り世代にもしっかりリーチできます。
現代の広告戦略においては、短期間で多くの人に認知を広げるテレビCMと、ターゲティング精度の高いTVer広告を組み合わせて活用することが、より高い広告効果を生み出す鍵となります。
TVer広告の特徴・メリット
TVer広告には、テレビCMにはないデジタル広告ならではの強みがあり、とくにBtoBマーケティングやブランド広告に適しています。
TVer広告の代表的な特徴・メリットとしては、次の3点が挙げられます。
- 信頼性の高い広告媒体
- スキップされない広告配信
- 精密なターゲティング機能
これらのポイントに魅力を感じる方は、ぜひTVer広告を活用してみてください。
ここからは、それぞれの特徴について詳しく解説します。
信頼性の高い広告媒体
TVerは民放各局が共同運営するサービスであるため、SNS広告やWeb広告と比べて媒体としての信頼性が非常に高い点が特徴です。
一般的なWeb広告にも審査はありますが、チェック体制が緩いプラットフォームでは不適切な広告や怪しい広告が表示されることもあり、ユーザーの信頼を損ねるリスクがあります。
一方、TVer広告はテレビCMと同じく、厳しく審査されます。怪しい広告は出稿されないため、ユーザーから信頼されやすい点は大きなメリットといえるでしょう。
スキップされない広告配信
YouTube広告など多くの動画広告は、5秒後にスキップ可能な形式が一般的です。しかし、TVer広告にはスキップ機能がなく、最後まで広告を見てもらえる可能性が高いことが大きなメリットです。
TVer広告のCM尺は6秒〜60秒とされていますが、もっとも長い60秒のCMでも完全視聴率は93%以上です。参考として、一般的なインストリーム広告(5秒後にスキップ可能)の視聴完了率は20%〜45%程度とされており、この差からもTVer広告の視聴維持率の高さが際立っていることがわかります。
精密なターゲティング機能
テレビCMも時間帯・出稿番組などでターゲティングすることはできますが、Web広告やSNS広告ほど細かくターゲティングできるわけではありません。
一方で、TVer広告はデジタル広告の特性を持つため、ユーザー属性や興味関心、地域データなどをもとにしたきめ細かいターゲティングが可能です。
テレビの圧倒的な到達力を持ちながら、Web広告並みの配信精度を実現できることは、TVer広告ならではの大きな強みです。
TVer広告の配信方法
さて、TVer広告の配信方法には、次の2種類があります。
- 通常配信(セルフサーブ型)
- リッチ配信(フルマネージド型)
どちらの配信方法でも、TVerが独自に取得している会員データを活用したターゲティング配信が可能です。ただし、細かなターゲティングの設定範囲や活用できるデータは配信方法によって異なるため、それぞれの特徴を理解したうえで選択することが重要です。
通常配信(セルフサーブ型)
通常配信(セルフサーブ型)は、広告代理店が広告運用を代行して実施する配信手法です。
CPM(1,000回表示あたりのコスト)が比較的割安なため、限られた予算内でインプレッション数を最大化したい場合に適しています。
この通常配信では、ユーザーがTVerに登録している会員情報(年齢・性別・地域など)をもとに、多様なターゲティング設定が可能です。
最低出稿金額は月額10万円〜と設定されており、初めてTVer広告に取り組む企業でも比較的導入しやすい点が特徴です。
リッチ配信(フルマネージド型)
リッチ配信(フルマネージド型)は、TVer側に広告運用を直接委託する方法です。出稿は広告代理店を経由して行います。通常配信よりも細かなターゲティング設定が可能で、たとえば以下のような高度な指定ができます。
- 年齢を1歳刻みで細かく設定したい場合
- 番組ジャンルを詳細に指定・除外したい場合
より緻密なターゲティングができる一方で、CPMは通常配信より割高となります。また、最低出稿金額は月額50万円〜と設定されているため、ターゲット精度を重視するブランド広告や大規模キャンペーンに向いています。
関連記事:TVer広告の料金・費用とは?出稿方法・課金の仕組みについても解説
TVer広告のターゲティング手法
TVer広告では、次の7種類のターゲティング手法を利用できます。
- 属性ターゲティング
- 番組ジャンル指定ターゲティング
- 興味・関心ターゲティング
- テレビ視聴データ連携ターゲティング
- コンビニ購買データ活用ターゲティング
- 位置情報システム活用ターゲティング
- タウンページデータベースターゲティング
ここからは、それぞれの設定方法や特徴、活用シーンについて詳しく解説します。
属性ターゲティング
TVerがユーザーアンケートで取得した会員登録データ(年齢・性別・郵便番号)を活用して配信するのが「属性ターゲティング」です。
推測ベースではなく、ユーザー自身の明確な回答に基づいたデモグラフィック情報を使うため、ターゲティング精度が非常に高い点が特徴です。設定できる項目は次のとおりです。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 性別 | 男性・女性 |
| 年齢 | 通常配信:5歳刻み リッチ配信(月額50万円以上):1歳刻み |
| エリア | 市区町村単位 |
たとえば20〜30代の女性向け化粧品や首都圏在住者を対象としたサービス、シニア層向け健康食品など、特定のユーザー層に絞ってプロモーションを行いたい場合に、属性ターゲティングは非常に有効です。
番組ジャンル指定ターゲティング
番組ジャンル指定ターゲティングは、広告を配信する番組ジャンルを指定または除外できる機能です。
たとえばスポーツ用品やスポーツ飲料の広告ならスポーツ番組に配信するといいでしょう。また、特定のタレントを起用した広告であれば、そのタレントが出演しているドラマやバラエティ番組を中心に配信することで、視聴者からの好感度を高められるため、広告効果を最大化できます。
興味・関心ターゲティング

TVer独自で取得する1st Party Dataを活用して、17種類の興味・関心カテゴリーからユーザーの嗜好を選択できるのが「興味・関心ターゲティング」です。
選択できるジャンルは以下の通りです。
- ビジネス・経済
- 自動車
- テクノロジー・ガジェット
- ゲーム
- ラグジュアリー
- ショッピング・ファッション
- ヘルスケア
- 美容
- 教育・子育て
- 旅行
- 映画
- 金融・ファイナンス
- スポーツ・フィットネス
- 料理・グルメ
- ペット
- アート・芸術・音楽
- 環境・SDGs
たとえば調味料なら「料理・グルメ」、リスキリング教材なら「ビジネス・経済」といったように、商品ジャンルごとに最適なカテゴリーが選択可能。これにより、広告を届けたいターゲット層へ効率的かつ無駄のないリーチが実現します。
テレビ視聴データ連携ターゲティング

「TVBridge Ads」を活用すれば、テレビ視聴データに基づくターゲティングも可能です。
この仕組みによって、以下のような設定ができます。
- 特定ジャンルや特定番組の視聴者を指定または除外
- 自社テレビCMを視聴したユーザーをリターゲティング
- 自社テレビCMを視聴したユーザーを除外設定し、新規層への広告配信
TVBridge Ads
広告配信プラットフォーム(DSP)の一つで、大手テレビメーカーが生産する1,000万台のインターネット接続テレビから、ユーザーのテレビ視聴データを集約している。
この視聴データをTVerのユーザーデータと照合することで、テレビ視聴状況に基づくターゲティングを実現しています。
この機能を使えば、ブランド想起率を高めるためにリターゲティングすることもできますし、フリークエンシー(接触頻度)が増えすぎて嫌悪感を抱かれないよう除外することもできます。
なお、TVBridge Adsを用いたターゲティングは、月額広告費30万円以上から利用可能です。
コンビニ購買データ活用ターゲティング
コンビニ購買データ活用ターゲティングは、「Red TVer PMP」を用いた詳細ターゲティングの一つです。
Red TVer PMP
さまざまなデータソースを活用してTVerユーザーを詳細にターゲティングできるDSP。
データソースの例としては、「位置情報」「ゼンリン住宅地図データ」「コンビニ購買データ(LAWSON・Tomod’s)」「タウンページデータ」などが挙げられる。
コンビニの購買データを活用すれば、実際の購買行動に基づいて見込み度の高いユーザーを特定できます。さらに、性別や5歳刻みの年齢設定と組み合わせることで、商材に最適化した広告配信が可能です。
位置情報システム活用ターゲティング
「Red TVer PMP」では、位置情報システムを活用したターゲティングも可能です。市町村単位はもちろん、特定の商業施設・鉄道路線・商圏エリアなどを自由に指定できます。
特定地域で展開する店舗販促や、エリア限定キャンペーンなど、地域性が高い商材やサービスではとくに効果的なターゲティング手法です。
タウンページデータベースターゲティング

特定事業所の「勤務者(勤務業種)」や「利用者」がターゲットの場合、NTTタウンページ社の事業所データを、位置情報データと連携させて広告配信に活用することも可能です。
日本全国ほぼすべての事業所をターゲティングできるため、次のような層へアプローチしたい場合にはぜひ利用してみてください。
| 事業所勤務者の例 | 医療機関勤務、製造業勤務、コンサル業勤務、不動産業勤務、金融業勤務、IT業勤務など |
| 事業所利用者の例 | 介護施設利用者、スポーツジム利用者、雑貨屋利用者、文具店利用者など |
TVer広告のターゲティング設定の注意点
TVer広告は精度の高いターゲティングが魅力ですが、効果的に活用するためには次の3つのポイントに注意する必要があります。
- 配信方法によってターゲティングに制限がある
- ターゲットを絞りすぎない
- 年齢ターゲティングの法令対応を考慮する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
配信方法によってターゲティングに制限がある
ここまでも少し触れていますが、TVer広告のターゲティング設定は配信方法によって制限範囲が異なります。
より詳細なターゲティングを行いたい場合は、リッチ配信(フルマネージド型)を選択する必要があります。ただし、リッチ配信は広告費用が割高になるため、すべてのケースで必須というわけではありません。
もし配信したい条件が通常配信で十分カバーできる範囲であれば、通常配信(セルフサーブ型)でも問題ありません。通常配信でも、テレビCMに比べればかなり精緻なターゲティングが可能です。
どちらの配信手法を選ぶべきか迷う場合は、TVer広告に精通した広告代理店に相談するとよいでしょう。
ターゲットを絞りすぎない
TVer広告は精密なターゲティング機能が強みであるものの、あまりにも配信対象を絞りすぎると、リーチ数(表示回数)が伸びず、逆効果になる可能性があります。
また、ターゲットを絞りすぎると同じユーザーに何度も広告が表示され、嫌悪感を抱かれてしまうリスクもあるため注意が必要です。
このようなリスクを防ぐためには、配信開始時は広めのターゲット設定から始め、効果を確認しながら段階的に絞り込むことが重要です。このプロセスにより、広告費を効率的に使いながら成果を最大化できます。
年齢ターゲティングの法令対応を考慮する
以前は、TVer広告の年齢ターゲティングは0歳〜100歳までが対象でしたが、現在は13歳〜100歳までに変更されています。
これは、13歳未満の子どもを保護するための法令対応によるものです。
今後も個人情報保護や広告規制の強化により、ターゲティング設定に新たな制限が加わる可能性があります。そのため、常に最新の法令やガイドラインを確認し、設定を柔軟に見直す姿勢が求められます。
なお、年齢でのターゲティングはできませんが、子どもに人気のある番組に配信したり、親世代をターゲットに設定したりすれば、子ども向け商材でも法令を順守しながら効果的な広告配信が可能です。
TVer広告の成果を最大化する6つのコツ
TVer広告の成果を最大化するためには、次の6つのコツを意識することも重要です。
- 広告配信の目的を明確にする
- 適切な配信形態を選ぶ
- 最適なターゲティング手法を活用する
- 広告素材(動画コンテンツ)にこだわる
- TVer広告の配信実績が豊富な広告代理店に相談する
- 媒体を横断した広告戦略を立てる
それぞれ具体的に見ていきましょう。
1.広告配信の目的を明確にする
まず第一に、広告配信の目的を明確にすることが重要です。
目的によって、選ぶべき配信形態やターゲティング手法は異なります。たとえばマス向け商品の認知拡大が目的なら、なるべく幅広いユーザー層にリーチするため、特番やイベント番組など話題性の高い番組ジャンルでの配信がおすすめです。
一方、使用シーンが限られるスポーツ用品などの特定商材の場合は、関連するターゲティングを絞り込み、より精度の高い配信を行うほうが効果的です。
2.適切な配信形態を選ぶ
TVer広告には、通常配信(セルフサーブ型)とリッチ配信(フルマネージド型)の2種類の配信方法があります。どちらを選ぶかは、広告運用の自由度とターゲティング精度、コストによって判断しましょう。
- 通常配信
→費用を抑えながらリーチ数を増やしたい場合や、広告主や代理店が自社の判断で運用したい場合におすすめです。 - リッチ配信
→費用は高くなりますが、年齢を1歳刻みで設定したり、番組ジャンルを細かく指定・除外したりと、高度なターゲティングが可能です。
迷った場合は、まず通常配信から始め、広告代理店と相談しながらステップアップしていくのが安心です。
3.最適なターゲティング手法を活用する
TVer広告にはさまざまなターゲティング手法がありますが、やみくもに設定すればいいわけではありません。成果を出すためには、広すぎず狭すぎないセグメント設計が重要です。
配信設計を行う際は、以下の観点も意識しましょう。
- 配信期間とリーチしたいユーザー数のバランス
- 初期設定は広めにして、データを見ながら絞り込みを行う
- コンバージョンだけでなく認知や興味喚起などの中間KPIも設定する
このプロセスを踏むことで、広告効果を最大化できます。
4.広告素材(動画コンテンツ)にこだわる
TVer広告はスキップ不可の動画広告のため、最後まで見てもらえる可能性が高いものの、冒頭で視聴者の興味を引けなければ離脱されてしまうおそれがあります。
成果を出すためには、冒頭で惹きつける高品質な動画コンテンツを制作することが重要です。
テレビCMと同じく、15〜30秒程度の短尺動画で簡潔に魅力を伝えるのも有効ですが、60秒の長尺動画を活かしてストーリー性のあるコンテンツを制作する方法もあります。目的に応じて、最適な動画尺を選びましょう。
5.TVer広告の配信実績が豊富な広告代理店に相談する
TVer広告は、必ず広告代理店を通じて出稿する仕組みになっています。そのため、どの代理店を選ぶかが成果を大きく左右します。
とくに、TVer広告はターゲティング手法や配信枠など独自の特徴が多いため、TVer広告の配信実績が豊富な代理店を選ぶことが重要です。信頼できるパートナーに相談することで、戦略設計から運用改善まで安心して任せられるでしょう。
また、広告素材を映像制作会社に、運用を広告代理店に分けて依頼するとコミュニケーションコストが増大する可能性があります。戦略設計から動画制作、運用までワンストップで対応できる代理店を選ぶことをおすすめします。
6.媒体を横断した広告戦略を立てる

TVer広告だけで運用するのではなく、複数の広告媒体を組み合わせたクロスメディア戦略を立てることが重要です。
たとえば「20〜30代向け化粧品」の認知度アップを目的とする場合、若年層でテレビ離れが進んでいることをふまえると、TVer広告は有効な広告媒体の一つです。しかしTVer広告だけで若年層のすべてをカバーできるわけではありません。
テレビ離れが進んでいるとはいえ、まだまだCMの影響力は絶大です。また、TVer広告だけではなく、YouTube広告・SNS広告も絡めたほうが、より効率的に認知を拡大できます。
限られた広告予算の中で、どの媒体にどのくらい出稿するのか、それぞれの媒体用の広告素材はどう制作するのか、包括的な戦略立てを意識してみてください。
アドマーケットでは、テレビCMからTVer広告・YouTube広告・SNS広告まで幅広く対応可能です。クロスメディアでの広告運用をご検討中の方も、ぜひお気軽にご相談ください。
【配信方法別】TVer広告の出稿方法
最後に、TVer広告を配信する際の出稿手順を、配信方法ごとに紹介します。
通常配信とリッチ配信では手順や運用方法が異なるため、事前に理解しておきましょう。

通常配信(セルフサーブ型)の出稿の流れ
通常配信(セルフサーブ型)で出稿する流れは次のとおりです。
- 広告代理店へお問い合わせ
- 代理店と打ち合わせ
- TVerによる業態考査(業種や広告内容が配信可能かを確認)
- TVer広告の発注・配信設定(このタイミングでターゲティングも実施)
- TVerによる素材考査(動画素材が放映基準を満たしているか確認)
- 配信開始・運用
広告代理店との打ち合わせで配信方針が固まっていれば、細かなターゲティング設定や入稿作業は代理店に一任可能です。配信開始後も、予算やターゲティング設定を柔軟に変更できる点が通常配信の大きな特徴です。
リッチ配信(フルマネージド型)の出稿の流れ
リッチ配信(フルマネージド型)で出稿する流れは次のとおりです。
- 広告代理店へお問い合わせ
- 代理店と打ち合わせ
- TVerによる業態考査
- TVer広告の発注
- TVerによる素材考査
- TVer側で運用設定
- 配信開始
リッチ配信では、広告代理店経由で発注は行いますが、運用設定はTVer側が担当します。そのため、発注後に配信セグメントや掲載期間、予算を変更できない点には注意が必要です。事前にしっかりと計画を立てましょう。
まとめ
TVer広告は、テレビCM並みの信頼性とWeb広告・SNS広告並みのターゲティング精度を兼ね備えた、非常に優れた広告媒体です。
しかし、出稿形態やターゲティング手法が独特で、多くの設定項目があるため、成果を出すには専門知識が不可欠です。初めて取り組む場合は、実績豊富な広告代理店に相談することが成功への近道となります。
アドマーケットでは、これまで数多くのTVer広告を運用してきた実績があり、テレビCMや他のデジタル媒体を組み合わせたクロスメディア戦略にも対応可能です。無料での配信シミュレーションも行っておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。