2020.05.14
動画広告広告費(視聴単価)が決まる仕組み|入札単価が低くても広告が配信?
YouTube動画広告は、入札単価が競われ、その競りに勝った広告が配信されるのはご存じですよね。しかし、入札単価が他社よりも低くても広告は配信されます。なぜでしょうか?今回はその価格決定のアルゴリズムを理解していきましょう。
広告配信は入札単価と品質スコア
他社より入札単価が低くても広告が配信されるのは、広告配信が入札単価と品質スコアの掛け算によるものだからです。
管理上では品質スコアの値を見ることができませんが、YouTubeにも品質スコアの概念があります。以下の図のように、品質スコアの評価が高ければ優遇され、たとえ入札単価が低くても広告が表示されるシステムとなっています。なお、品質スコアは1~10段階評価です。
品質スコアを上げる3要素
入札は品質スコアも大事。それでは、その品質スコアは上げるにはどうすればいいのでしょうか?
下記はその3要素と改善方法になります。
品質スコアは、Google独自のアルゴリズムで公開されていませんが、この3要素を意識すると、改善が期待できます。3要素の中でも、特に要素①②が重要。
スキップされない視聴率の高い動画コンテンツを作成し、適切なターゲティング設定を組み込むことがYouTube動画広告成功の鍵なのです。
そして、品質スコアが高くなると、クリック単価が低く抑えられ、クリック率が上昇するメリットがあります。
まとめ
広告配信、つまり広告ランクは、入札単価と品質スコアが加味されて決まることが理解できたと思います。入札単価だけでなく、ぜひ品質スコアを上げる3要素とその改善方法を意識した運用を行っていきましょう。