2021.05.06
動画広告企業ブランドを守るコンテンツの除外設定
前回は地域ターゲティングついて学びました。今回は「コンテンツの除外設定」について紹介します。YouTube動画広告とディスプレイ広告によって設定は少し異なりますが、今回はYouTube動画広告の方を紹介します。
広告枠タイプにてブランドに適した枠に配信しよう
Google広告とYouTube動画広告では特定のカテゴリの枠には広告掲載しないようにする設定が可能です。企業ブランドに反するような枠に配信することを予め食い止められるため、ブランド保護に役立ちます。こちらの設定はキャンペーン単位となります。
【広告枠の種類】
- 拡張広告枠
広告掲載基準を満たす全ての広告枠に出稿します。
あらゆる枠に配信させて認知拡大を図りたい際におすすめですが、一方で冒とく的な表現や暴力を含む動画も含まれます。 - 標準広告枠(推奨) ※デフォルト
Googleのガイドラインに基づき、慎重に扱うべき事柄については十分考慮されている広告枠となり、Google側が冒とく的な表現や暴力を含む動画と判断した広告枠には表示させません。 - 制限付き広告枠
制限が厳しく、不適切な表現や性的表現に対する厳しい要件をクリアした枠のみに表示できます。その一方、通常の人気ミュージックビデオやポップな枠には表示されないこともありうるため、弊社としては例外的な案件を除き設定はおすすめしません。
通常は標準広告枠を選択することを推奨となっていますが、どの広告枠を選択するか迷った際は、「広告枠タイプの比較」から詳細を確認しても良いでしょう。
ブランドを守るコンテンツの除外設定
除外済みのタイプとラベルでは、広告を表示させたくないコンテンツを設定することができます。上図のようにデフォルトでは「ラベルが未設定のコンテンツ」がオンになっています。
ブランド保護のためにコンテンツを除外する際は、上図の設定がおすすめです。DL-G および DL-T 両方を選択してしまうと、ほとんどのコンテンツが除外されてしまうため、こちらは設定しないように注意しましょう。また、いずれの設定にしてもコンテンツによる除外は可能な限り正確に行われますが、関連するコンテンツがすべて除外されるとは限りません。
まとめ
今回は「コンテンツの除外設定」について取り上げました。安心して広告配信をするために、ブランドの安全性を守る配信設定を行いましょう。次回は「デバイス設定」について学んでいくことにします。