2021.03.18
動画広告ユーザーの購入行動で絞り込む購買意向の強いオーディエンス
前回はカスタムオーディエンスの運用事例について学びました。今回は「購買意向の強いオーディエンス」について紹介します。
コンバージョンへ至る確率が高い「購買意向の強いオーディエンス」
購買意向の強いオーディエンスとは、購入に至る可能性が高いユーザーに向けて配信することを想定した配信機能です。商品購入に前向きで極めて近いとされるユーザーをGoogleが推定、各カテゴリに振り分けます。カテゴリは教育や不動産、ビジネスサービスなど以下の25個で編成されています。
- アパレル、アクセサリ
- アート、工芸の関連用品
- イベントのチケット
- ギフト、行事
- コンピュータ、周辺機器
- スポーツ、フィットネス
- ソフトウェア
- デートサービス
- ビジネスサービス
- ビジネス、産業向けの関連商品
- メディア、エンターテイメント
- 不動産
- 季節的な買い物
- 家庭、園芸
- 家電
- 就業状況
- 幼児、子供向け製品
- 教育
- 旅行
- 楽器、音楽の関連用品
- 美容、パーソナルケア
- 自動車、乗り物
- 通信
- 金融サービス
- 食べ物
610項目のカテゴリを駆使してターゲットにアプローチしよう
先程紹介した25つの大カテゴリの下に、中・小カテゴリが存在し項目は全部で610個に昇ります。一部内容を見ていくと、例えば就業状況では「医療系の求人情報」「教育系の求人情報」「製造業系の求人情報」など細かく分類されており、該当するビジネスの広告をする際に役立つと言えるでしょう。
購買意向の強いオーディエンスとアフィニティカテゴリの比較
前回はアフィニティカテゴリという同じくカテゴリターゲティング方法を学びました。どちらのパフォーマンスがより高いのかは、確度の高いユーザーを狙えるため概ね購買意向の高いオーディエンスの方の効果が上がると言えます。弊社が運用したYouTube動画広告のキャンペーンでもこちらのターゲティングの方がアフィニティカテゴリよりもクリック率が高い結果が見られております。(クリック率:誘導バナーをクリックした率)
もちろん購買意向の強いオーディエンスとアフィニティカテゴリの両方で配信を走らせ、パフォーマンスを見ていくこともおすすめです。
まとめ
今回は「購買意向の強いオーディエンス」について取り上げました。中小カテゴリを含めると数が多いため、一度どんなカテゴリがあるのかぜひ確認してみてください。商材のターゲットに結び付くカテゴリがあればぜひ活用してみましょう。次回は「ライフイベント」について学んでいくことにします。