2020.01.06
動画広告YouTube広告のプレースメント設定を有効活用する考え方
YouTube広告の配信設定時に決めることの出来るプレースメント設定。
動画やYouTubeチャンネルを指定することで、ピンポイントで特定の動画・チャンネルの広告枠に動画広告を配信することが出来るのですが、使用の際にはちょっとした注意点とコツがあります。
プレースメントは広告の内容と合致させると効果大
インストリーム広告の場合、多くのユーザーはスキップが可能になる5秒経過後に動画広告をスキップします。広告よりもこれから見る予定の動画を早く視聴したいから当然のことです。しかし、もし流れてきた広告とこれから視聴予定の動画に関連性があったらどうでしょうか?
例えば、
・カメラの商品紹介動画を視聴しようとしたらカメラの広告が流れてきた
・YouTuberの動画を視聴しようとしたらそのYouTuberを起用した広告が流れてきた
このように、広告と動画コンテンツの内容に関連性があると、ユーザーが1コンテンツとして動画広告を熱心に視聴してくれる可能性が高まります。
ターゲットの絞り込み過ぎにはご注意を
プレースメントは1つでも指定すると、指定した場所以外には広告が一切表示されなくなります。こうなると指定した動画、もしくは指定したYouTubeチャンネルの視聴者だけしかターゲットに含まれなくなってしまうので、ターゲットの母数が極端に少なくなってしまいます。
なので、プレースメント設定をするのであれば、十分な母数が確保できるまでチャンネル・動画を沢山指定する必要があります。ターゲットの絞り込み過ぎに気づかないまま広告の配信をスタートしてしまうと、同じユーザーに極端な高頻度で接触してしまうだけでなく、最悪の場合広告が全く動かなくなるので注意しましょう。
まとめ
プレースメントを指定すると任意の動画やYouTubeチャンネルの広告枠にのみ動画広告を配信することが出来ます。
広告の内容にあったプレースメントを選択することで広告効果の増大が期待出来ますが、中途半端に設定してしまうとターゲットを絞り込みすぎてしまうので気をつけましょう。