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マーケティング
Webマーケティング担当者必見!サイト制作で使える行動心理学―その2―【Webプロモーション活用術】
2018年12月21日

前回のWebサイトの制作に活かしたい行動心理学―その1―ではハロー効果、ウィンザー効果(バンドワゴン効果)、スノップ効果をご紹介しました。今回も引き続き、Webサイト制作へ活用したい行動心理学を解説します。
ツァイガルニック効果
完成・完結していない物事に関して、より強い記憶や印象を持つ効果です。「続きはWebで」「ダイエット成功のカギとなる“5つの法則”」といった未完成の情報により人は興味・関心を持ち、続きを知りたくなるのです。そういった人間の欲求を喚起するようなコピーライティングを行いましょう。
バーナム効果
バーナム効果とは、誰にでも当てはまるような曖昧で一般的な特徴を、自分事として捉えてしまう現象です。占いをイメージしてもらえれば分かりやすいかと思います。これを活用すると、「最近疲れやすい、そんなあなた。ストレスが原因かも」「癒されたいときはコレ」といったコピーライティングになります。多くの人に当てはまることを言っているのに、自分がそうだ!と思わせ、購買意欲を高めることができるのです。
テンション・リダクション効果
緊張から解放された後に、注意力が散漫になる状態を利用したものです。人は重要な決断などの緊張(テンション)を乗り越えると、その緊張が減少・消滅(リダクション)し、緩和状態となります。例えば、金額の高い買い物をしたあとに、それよりも少額な金額のものをついで買いしてしまった、なんてことはありませんか?これがテンション・リダクション効果です。主にECサイトで活用されています。
ザイオンス効果
接触回数が増えるほど好印象・親近感が高まる効果です。聞いているうち・会っているうちに好きになった、ということは誰しもが経験したことがあるのではないでしょうか。ECサイトのメルマガや、アプリの通知、リマーケティング広告などがこの効果をWebで活用している手法にあたります。
まとめ
ユーザーをひきつけるコピーライティングはもちろん、コンテンツ制作もユーザー目線で考えてみてくださいね。
▶次回も引き続き、「Webサイトの制作で使える行動心理学―その3―」をお届けします。