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COLUMNコラム

Googleディスプレイ広告のクリック単価の相場は?200の実績データから傾向を公開![WEB広告運用代行 Vol.21]

2022年6月30日

日々Web広告の運用代行に従事していると、Googleディスプレイ広告の出稿を検討しているものの、どのくらい費用がかかるのか分からない!というご相談をよく頂きます。Googleディスプレイ広告のクリック単価(=CPC)は様々な要因によって左右されるものなのですが、今回は無作為に集めた合計200の広告配信実績データから見えたクリック単価相場の傾向をお伝えします!

※この記事で述べる「クリック単価(CPC)」はキャンペーン目的を「ウェブサイトのトラフィック」とし、クリック課金で広告配信した際のものを指します。

はじめに -Gooleディスプレイ広告のクリック単価を左右する要因

クリック課金でGoogleディスプレイ広告を配信する際、広告がクリックされるごとに発生する費用(=クリック単価)は様々な要因によって左右されます。まずは代表的な要因を確認しておきましょう。

広告クリエイティブのクオリティ

デザインが稚拙、内容が分かりづらい等の理由でユーザーに関心を持たれず、なかなかクリックしてもらえない広告は評価が下がり、クリック単価が高騰しやすい傾向にあります。逆に、多くの人が関心を持って積極的にクリックしてくれる広告はクリック単価を低く抑えやすい傾向にあります。

競合の有無

クリック単価はオークション形式で都度確定します。自社の広告と同じようなユーザーをターゲットにしている広告が多く存在すれば単価は吊り上がりますし、逆に競合が少ないと単価を低く抑えることが出来ます。

ターゲットの母数

極めて狭い地域のみを広告配信の対象にする場合など、広告配信のターゲットとなるユーザーの母数が少ないと、同じ人に何度も広告が配信されることでクリック率が低下し、単価が高騰する可能性が高まります。

上記のように、様々な条件によってクリック単価の相場は変動します。

ただ、その辺りも一旦平準化して、結局のところGoogleディスプレイ広告の大体クリック単価ってどの位に着地することが多いのか?気になる方も多いと思うので、今回は無作為に抜粋した200の弊社における広告配信事例を元に、Googleディスプレイ広告のクリック単価の相場感をお伝えしたいと思います。

Googleディスプレイ広告のクリック単価は殆ど100円以下

今回選出した200のディスプレイ広告事例のうち、9割以上の広告がクリック単価100円以下で配信することが出来ていました。

さらにそのうち、クリック単価50円を超えるものは約30%、50円を割るものは約70%という分布でした。

そこそこ多くの広告がクリック単価50円を下回る傾向にあるようですね。

クリック率1%を超えるディスプレイ広告はコスパ良し

Googleディスプレイ広告でクリック率1%を超える広告は弊社でも稀にしかお目にかかれませんが、もしこのラインを超えることが出来ると、クリック単価は非常に低く抑えられる傾向にあります。

具体的には、クリック率1%を超えた広告は、全てクリック単価30円以下に抑えることが出来ていました。また、中にはクリック単価10円を割る非常に費用対効果の高い広告も確認されました。

ただし、クリック率1%を超えるには広告デザインだけでなく、ユーザーに響く広告コピー作りに注力したり、商材のもともとの認知度を向上させたりすることも重要な要素となる印象でした。

クリエイティブのクオリティを蔑ろにするとクリック単価は高騰

さて、クリック単価が高くなってしまった広告はどのような内容だったでしょうか?

分析したところ、クリック単価が100円を超えるディスプレイ広告はクリエイティブの質を追求せずに、どうしても突貫で用意せざるを得なかった「ワケあり低クオリティ」な広告が多かったです。

クリック率が0.5%を超えるとクリック単価が100円を超える広告は出現しなかったことからも、クリック率によって大きく左右される広告評価が単価に重大な影響を与えていることが見て取れました。

まとめ

  • 9割以上の広告がクリック単価100円以下で配信された
  • 半分以上の広告はクリック単価50円を下回った
  • クリック率0.5%を超えるとクリック単価は全て100円を下回った
  • クリック率1%を超えるとクリック単価30円を下回った
  • 広告のデザイン性を蔑ろにするとクリック単価100円を超える場合も

【必ずそうなるというワケではないのでご注意を!】

あくまで弊社で配信した200パターンの広告実績のデータから見て取れた傾向ですのでご注意下さい。

また、クリック単価の高騰を許容してあえて同じ人に意図的に何度も広告を接触させる手法等もありますので、一概に『クリック単価が高い = 悪』と捉えるべきでない局面も存在します。

広告によって様々なプロモーション方法やアプローチの仕方がありますが、ざっくりおしなべて見るとこのような傾向がある、という参考にして頂けますと幸いです。

もしこの記事を読んで「弊社の広告、コスパ悪すぎ・・・?」と不安に思われたり、疑問点があればお気軽にお問い合わせ下さい!

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