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【重要】クッキーレス対策で取り入れたいコンテキスト広告(コンテクスチュアル広告) 【クッキーレス Vol.3】

2022年6月 9日

今回からは、前回紹介したクッキーレス対策3SETPについて詳しく解説していきます。対応策の一つ目として、まずはコンテキスト広告(コンテクスチュアル広告)について学んでいきましょう。

▼クッキーレス対策3STEP概要はこちらをご覧ください
クッキーレス時代がやってくる!Web担当者は知っておきたいクッキーレス対策3選[クッキーレス Vol.2]

クッキーレス対策前のターゲティングにはもう頼れない

今までは、Webサイト上でユーザーの行動データを収集したものから興味関心・趣味嗜好を特定、また自社サイトに来訪したユーザーに対して再度広告を表示させるターゲティングが主流でした。いわゆる興味関心のカテゴリターゲティングやリマーケティング(リターゲティング)がこれに該当し、いわば「人」に着目した手法となります。これらのターゲティングは配信ターゲット母数も充分あり、またリマーケティングは言うまでもなくコンバージョン獲得に大いに役立ちました。

しかし、ユーザーによっては自分の趣味嗜好や行動履歴が収集され、また広告に追いかけられると感じ不快感を抱く人も少なくありません。サイト訪問者に繰り返し広告を配信することがかえってブランドの印象を下げてしまう可能性もあるのです。

そんな中、今後サードパーティークッキーの廃止や、個人情報の規制などでユーザーを特定するターゲティングが使用できなくなります。そこでサードパーティークッキーに依存しないコンテキスト広告(コンテクスチュアル広告)が今再注目されています。事項より詳しく見ていきましょう。

コンテキスト広告とは?

コンテキスト広告(コンテクスチュアル広告)とは2,000年代初期に登場した、「コンテンツを指定する」ターゲティング手法です。Webページ上にあるコンテンツ(キーワードや画像)をAIが自動分析して文脈にあった関連性の高い広告を配信します。キャンプ用品の広告を例に考えてみましょう。

【例:キャンプ用品の広告の場合】

ユーザーがキャンプ関連の記事に接触する

キャンプ用品の広告が表示される

ユーザーはキャンプに対して興味関心が強いので、顧客となる見込みが高い


このように、広告に合うユーザーの情報が取得できなかったとしても、ユーザーの興味関心に合わせた広告配信が可能です。
コンテキスト広告はユーザーが今まさにその情報を調べている=その商材やサービスに興味がありうるというベストなタイミングに広告を表示でき、Webサイトのページと親和性の高い広告はユーザーにとって違和感なく見てもらえます。
自然にLPやWEBサイトへ誘導、コンバージョン獲得を狙えるでしょう。

コンテキスト広告を導入後どのようになる?

広告の配信場所を指定することで、これまでのカテゴリーターゲティングやマーケティングよりもコンバージョン獲得が期待できます。例えば、有料チャンネル・ストリーミング動画系の広告を申し込み目的で配信したキャンペーンで、興味関心に基づくターゲティングと、コンテキスト広告で配信した結果を比較すると、コンテキスト広告はクリック率が1.6%、獲得単価は数百円台とこれまでのパフォーマンスの約2倍改善できました。コンテキスト広告を設定することで、より広告がクリックされやすく、次の行動を促す強い動機に繋がります。

コンテキスト広告を導入することで、クッキーによる悩みも解消され、煩わしいリマーケティングタグの導入作業も不要となります。ユーザーを識別する情報を収集しないことから、個人情報を考慮したい、またブランドセーフティを気にしたい企業のニーズにも合致し、また個人情報保護がトレンドになりつつある今、きちんと対策できているとユーザーからも好意的に映るでしょう。

まとめ

今回はクッキーレス時代に備えるWeb集客施策であるコンテキスト広告について紹介しました。クッキー規制はまだ先だと思わず、現在のターゲティングからコンテキスト広告に置き換えていくことが必要です。クッキーに頼らず、ぜひコンテキスト広告でパフォーマンスを向上させていきましょう。
次回は、クッキーレス対応策3STEPの二つ目、リマーケティングの代替手法について解説します。

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