お気軽にご相談ください。WEB商談も対応中!

[ フォーム:24時間受付 ]

  • 東京 / 03-6206-6466
  • 関西 / 075-365-0571

[ 電話:平日9:00-18:00受付 ]

COLUMNコラム

Googleレスポンシブ検索広告とは?他の広告との違いや入稿規定をご紹介[Web広告運用代行Vol.24]

2022年8月24日

Googleレスポンシブ検索広告とは、2021年2月からGoogleリスティング広告にてデフォルト形式として採用された広告フォーマットです。

これまでのリスティング広告は広告を1つ入稿する度に「見出し」「説明文」「表示URLのパス」をそれぞれ考えていく必要がありました。一方、レスポンシブ検索広告においては、1つの広告で複数のタイトル・説明文・表示URLを設定することができ、成果の良い組み合わせを自動で選出・表示してくれます。

非常に便利な広告フォーマットへと進化を遂げているリスティング広告ですが、レスポンシブ検索広告が主流となってから、まだリスティング広告を実施したことのない担当者も多いでしょう。そこで、今回はGoogleレスポンシブ検索広告が他の広告と比べて何が違うのか、また入稿時の規定や作成のポイントを詳しく紹介していきます。

Googleレスポンシブ検索広告のメリット・デメリット

Googleレスポンシブ検索広告とは、複数の「見出し(最大15個)」「説明文(最大4個)」「表示URL(最大2個)」を入稿し、効果の高い組み合わせを機械学習によって選出・表示してくれる広告です。

Googleレスポンシブ検索広告のメリット

Googleレスポンシブ検索から得られるメリットには次の3つが挙げられます。

  • 各デバイスにおける視認性の向上

ユーザーの使用するデバイスによって最適な幅に広告が調整されるため、視認性が高まりパフォーマンスの向上が見込めます。

  • 「広告の品質」を向上させやすい

Googleレスポンシブ検索広告では検索されるキーワードによって、関連性の高い見出しや説明文を自動で組み合わせてくれます。これにより、広告のクリック率・CVRが高まりやすく、「広告の品質(広告の有用性や利便性を表す数値)」が向上します。広告の品質が高まれば、クリック単価を抑えて配信しやすくなります。

  • 運用担当者の負担の軽減

検索キーワードに合わせて複数の広告を作成していた従来の広告フォーマットと異なり、Googleレスポンシブ検索広告では1つの広告が機械学習によって成果を上げてくれます。そのため、広告の比較・検証に費やす時間が大きく改善され、運用担当者の負担を軽減することができます。

Googleレスポンシブ検索広告のデメリット

数多くのメリットを持つGoogleレスポンシブ検索広告ですが、下記のようなデメリットも存在します。

  • 意図しない組み合わせで配信される場合もある

機械学習による広告表示が採用されているため、意図しない組み合わせで配信される場合があります。

仕方ない部分もあるのですが、ある程度表示のされ方をコントロールしたい場合はピン留め(見出しや説明文の固定)の機能を活用すると良いでしょう。

  • 組み合わせ毎に確認できるパフォーマンス指標は「表示回数」のみ

現状、アセット単体(見出し・説明文)や組み合わせ毎のクリック率・CVR等を確認する術がなく、効果検証における判断がしづらい側面があります。

この点については、Googleの機械学習を信頼し、組み合わせ毎のインプレッションシェアを確認しながら需要の少ない見出し・説明文を定期的に入れ替えていくことをオススメします。

混同注意!他のリスティング広告フォーマットとの違い

Googleレスポンシブ検索広告と併せてよくご質問をいただく次の広告フォーマットとの違いについてご紹介します。

「拡張テキスト広告」との違い

拡張テキスト広告とは、2021年1月以前に主流であったGoogleリスティング広告のフォーマットです。また2022 年6月30日以降は新しい拡張テキスト広告の作成、および既存の拡張テキスト広告の編集はできなくなっています。

拡張テキスト広告は見出し3個・説明文2個から構成される広告フォーマットでしたが、レスポンシブ検索広告では追加できる見出しや説明文の個数が大幅に増え、機械学習による組み合わせの最適化機能が加わりました。

「動的検索広告」との違い

動的検索広告(DSA)とは、LPのコンテンツをGoogleのAIに読み取らせ、ユーザーの検索語句がLPと関連性が高いと判断されたときに、ユーザーのニーズに沿った広告文(見出し)を自動で生成し、広告を表示してくれるフォーマットです。

レスポンシブ検索広告では広告の「見出し」「説明文」「キーワード」を登録する必要がありますが、動的検索広告は「説明文」のみ入稿する仕様となっており、「見出し」「キーワード」などの要素はすべて自動化されます。

動的検索広告は人間によるキーワード登録ではカバーしきれない関連キーワードに対応することができますが、広告設定における多くの領域をGoogleのAIに任せているため、意図しないキーワードや広告見出しで広告が表示される懸念もあります。

一方、レスポンシブ検索広告は広告の表示内容や表示するキーワードをある程度制御することが可能です。広告を表示したいキーワードや表示内容がある程度定まっている場合は、レスポンシブ検索広告の方が適していると言えます。

Googleレスポンシブ検索広告の入稿規定と設定のポイントをご紹介

Googleレスポンシブ検索広告の入稿・設定はシンプルですが、いくつか注意点もあります。以下より詳しくご紹介していきます。

Googleレスポンシブ検索広告の入稿規定

広告見出し

  • 文字数:30文字以内
  • 必須入稿数:3個
  • 最大入稿数:15個

説明見出し

  • 文字数:90文字以内
  • 必須入稿数:2個
  • 最大入稿数:4個

表示URLのパス

  • 文字数:15文字以内
  • 必須入稿数:なし
  • 最大入稿数:2個

レスポンシブ検索広告設定時のポイント

複数の見出し・説明文を設定できるレスポンシブ検索広告の成果を高める最重要ポイントは、とにかく『バリエーション』です。同じ意味合いの見出しや説明文をなるべく減らし、次のような様々な角度でテキストを構成していくことをオススメします。

【見出し・説明文を設定する際の切り口の例】

  • 商材・サービスの魅力
  • 訴求ポイント
  • 地域・アクセス
  • 実績・信頼性
  • 価格
  • キャンペーン情報

など

まとめ

今回はGoogleレスポンシブ検索広告についてご紹介しました。

レスポンシブ検索広告の入稿手順はとてもシンプルで、成果も以前のフォーマットと比べて上げやすい傾向にあります。まだ試したことのない担当者の方は、ぜひその使用感を試してみてください。

しっかりと成果が出るか不安な方は、これまで数々の運用実績を持つAdMarketへお気軽にご相談ください。

同じカテゴリの記事

コラム記事一覧

PAGE TOP

Web広告&SNS広告運用 AdMarket