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2021.06.01
前回、前々回から広告の表示場所について取り上げています。今回は「トピック」を用いた配信設定を紹介します。
「トピック」は、予め指定した特定のコンテンツジャンルに関連するYouTube動画・YouTubeチャンネル・サイト・アプリに広告を表示させる手法なります。指定したトピックのコンテンツが含まれる場所を閲覧している最中のユーザーに対して広告配信が可能です。大カテゴリは、「不動産」「金融」「仕事、教育」など以下26つから構成されており、さらにその下に中小カテゴリが続きます。
※()は中小カテゴリの合計数
先程紹介したカテゴリの下には中小カテゴリがあり、そちらも含めると約2,200項目になります。
例えば「金融」の下では、「クレジットカード」「確定申告、税務」「デジタル通貨」などの中小カテゴリがあります。
他にも「健康」では、「診療所、クリニック」「口腔、デンタルケア」「ビタミン、サプリメント」などの中小カテゴリがあります。カテゴリ数はかなり膨大ですので、ぜひ一度自社商品やサービスに近しいトピックがあるか確認してみてください。
これまで紹介した「プレースメント」「キーワード」と比較すると、今回のトピックはやや幅を持たせた配信先の指定が可能です。プレースメントやキーワードによるコンテンツ指定で一つ一つ配信先を指定してゆくと膨大な作業となる可能性もあるため、トピック指定で関連するジャンルをまとめて指定するのも一つの手段と言えます。ユーザーがどういった動画やサイトを観ている際に画広告を表示したいかを考慮し、設定していきましょう。
今回は「広告の表示場所」の3つ目のトピックについて取り上げました。これまで紹介した「プレースメント」「キーワード」と合わせてそれぞれどのターゲティングが有効か考え、日々の運用に役立ててみてください。次回はコンバージョン獲得に外せない「リマーケティング」についてお伝えします。