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YouTube動画広告と音声広告のメリット・デメリット[その他の動画広告Vol.3]

2023.01.20

ここ数年は動画広告以外に、音声広告も話題になってきました。今回は、YouTube動画広告と音声広告について比較し、それぞれのメリット・デメリットを紹介していくことにします。

“いつの間にか知っていた”耳で聞いて記憶に定着させる音声広告

20230120_img02.JPG音声広告はその名の通り、音でシズル感を伝えることができ、ユーザーの記憶に残りやすいことから、新しい広告メディアとしてその存在価値が高まりつつある媒体です。デジタルシフトの波の追い風や、ならが聴き需要の増加、また音声SNSの活発化などメディアの注目を受けており、デジタル音声広告の市場規模は2025年には420億円までに成長すると期待されるなどその市場は急速に伸びています。音声広告は通常のバナー広告よりも、ブランド想起は24%アップ、広告理解は28%アップ、関心・購買欲は2倍アップという調査報告があり、例えば以下のような時におすすめと言えます。

・通常のWEB広告・SNS広告以外のユーザーにアプローチしたい場合
・エンゲージメントの高いユーザーにアプローチしたい場合
・信頼のおける音楽ストリーミングサービス、ラジオコンテンツに配信したい場合

音声広告の主要媒体はSpotify音声広告とradiko音声広告

音声広告は様々な媒体がありますが、中でもSpotify音声広告とradiko音声広告がメインですので、まずこの2つの媒体が必須と言えます。Spotify音声広告とradiko音声広告について簡単にまとめた図は以下になります。

20230120_img03.JPGSpotify音声広告は若年層、radiko音声広告は40代~50代などの中・高齢層のボリュームゾーンが多くそのようなターゲットにリーチできます。Spotify音声広告のみ外部リンクをつけることは可能で、radiko音声広告できない特徴があります。

YouTube動画広告と音声広告のメリット・デメリットは?

YouTube動画広告とSpotify音声広告、radiko音声広告のメリット・デメリットは何でしょうか?以下、それぞれのメリット・デメリットを挙げてみました。

■YouTube動画広告
◎メリット
・ユーザー母数が圧倒的に多い
・国内だけでなく海外にも配信ができる
・エリアターゲティング、配信先のプレースメント指定ができる
・外部リンク誘導が可能
・単価は安め(表示単価は300円~700円)

◎デメリット
・スキップされる可能性がある
・イメージダウンの恐れがある
・動画制作に費用とコストがかかる

■Spotify音声広告/radiko音声広告
◎メリット
・現在メディアの注目・認知拡大が後押ししている
・マス広告(ラジオ広告、テレビ広告)と比較した際の最低出稿金額の手軽さがある
・信頼感のあるコンテンツに配信できる
・高い確率で音声を聞かせることができ、認知目的に向く
・好きなパーソナリティーが紹介し、リスナーは好感度高めに聴ける
・クリエイティブ制作が楽で、表現の幅が広がる

◎デメリット
・放送局や配信先の指定が不可
・ニッチなターゲティングだと難しい
・エリアを絞る際、配信母数が落ちて上手く配信できない可能性がある
・スキップができない(ただしラジオ広告などのように元がスキップできないため、そこまでフラストレーションはたまりにくい)
・radiko音声広告の場合は外部リンクの誘導が不可
・単価が高め(表示単価は1000円~6,000円)

音声広告はYouTube動画広告と比較すると、ターゲティングできることは限られてきます。例えば、店舗から半径〇kmなどエリアを絞って配信したい際や、一般的な興味関心のカテゴリターゲティングでは補え切れないようなターゲティングの場合は、YouTubeの方がおすすめです。またコストパフォーマンス配信したい時もYouTubeが良いです。

一方、新しい広告媒体を探している場合や、信頼のあるコンテンツに配信したい、ブランドセーフティを考えている、また制作コストを抑えたいなどの場合は音声広告もおすすめと言えます。

まとめ

今回はYouTube動画広告と音声広告の比較を紹介しました。弊社でもSpotify音声広告やradiko音声広告の出稿・運用が可能です。また運営元が制作会社ですので、音声広告の制作や、ナレーターの手配も承っておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

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