2026.06.17

SEO対策

被リンクとは?SEO効果や良質な被リンクを獲得する方法をわかりやすく解説

被リンクとは?SEO効果や良質な被リンクを獲得する方法をわかりやすく解説

コンテンツを増やしても順位が伸び悩んでいる…そんなときに、見落とされがちなのが被リンクです。被リンクは、ほかのサイトからの「推薦」としてGoogleが順位評価に使う重要なシグナルで、上位サイトほど質の高い被リンクを集めています。

ただし増やし方を誤れば、順位を上げるどころかペナルティの対象になりかねません。

本記事では、被リンクの基本から、SEOで重要な理由、良質なリンクの見分け方と獲得方法、避けるべき行為、確認・分析の手順までを、SEO支援を手がけるAdMarketが、企業のWeb担当者に向けて実務目線で解説します。ぜひ参考にしてみてください。

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目次

被リンクとは

被リンクとは

被リンクとは、外部のサイトから自社サイトに向けて張られたリンクのことで、「外部リンク」「バックリンク」とも呼ばれます。Googleはこのリンクを「第三者からの推薦票」として扱い、検索順位を決めるアルゴリズムの一つであるPageRankの評価に用いています。

つまり被リンクは、ほかのサイト運営者が「このページは紹介する価値がある」と判断した証として、検索エンジンに伝わる信頼のシグナルになります。

PageRank(ページランク)

Googleが開発したリンク評価アルゴリズムで、名称は共同創業者ラリー・ペイジに由来します。かつてはツールバーでスコアを確認できましたが、現在は数値が非公開になり、今もより大きなランキングシステムの一部として使われています。

たとえば、業界メディアが自社の調査記事を取り上げてリンクを張った場合、それが被リンクにあたります。ここではまず、混同されやすい次の2点を整理します。

  • 被リンクと内部リンク・発リンクの違い
  • 被リンクとサイテーション(言及)の違い

SEO全体の中で被リンクがどこに位置づけられるかから押さえたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

関連記事:SEOとは?初心者がまずやるべき対策をわかりやすく解説

被リンクと内部リンク・発リンクの違い

被リンクと内部リンク・発リンクの違い

リンクには向きがあり、被リンク・内部リンク・発リンクは混同されがちです。3つの違いは以下のとおりです。

  • 被リンク:外部サイトから自社サイトへ向かうリンク
  • 内部リンク:自社サイト内のページ同士をつなぐリンク
  • 発リンク:自社サイトから外部サイトへ向けて張るリンク

このうちSEOの外部評価に直結するのは被リンクですが、内部リンクでサイト内の評価を巡らせ、発リンクで関連性の高い情報源を示すことも、サイト全体の評価づくりにかかわってきます。

外部からの評価を受け取るのが被リンク、サイト内の回遊と評価を整えるのが内部リンク、外部へ評価を渡すのが発リンクと整理すると、役割の違いがはっきりします。

被リンクとサイテーション(言及)の違い

被リンクとよく並べて語られるサイテーションは、リンクの有無を問わず、企業名やサービス名がWeb上で言及されている状態を指します。

たとえば、ニュース記事やSNSで社名やサービス名が紹介されても、リンクが張られていなければサイテーションにあたります。GoogleはPageRankの登場以前から、こうした言及の量や評価もブランドの認知度・信頼性を測る手がかりとしてきました。

両者ともSEO評価に影響しますが、被リンクが直接的な評価シグナルであるのに対し、サイテーションは補助的なシグナルという違いがあります。特に店舗ビジネスのMEOでは、サイテーションの量と一貫性が重視されます。

被リンクがSEOで重要な理由

被リンクがSEOで重要な理由

被リンクがSEOで重要視されるのには、明確な理由があります。背景にあるのは、リンクを第三者からの推薦票とみなすPageRankの考え方です。ここでは主な4つを取り上げます。

  • 検索順位とドメイン評価の向上に直結する
  • クローラビリティが高まりインデックス速度が上がる
  • E-E-A-Tの「権威性」を補強する外部シグナルになる
  • AI検索(LLMO)でも引用・参照の手がかりになる

順に見ていきましょう。

検索順位とドメイン評価の向上に直結する

良質な被リンクを多く獲得しているページは、検索順位が高くなる傾向があります。さらに被リンクの効果はページ単位にとどまりません。サイト全体のドメイン評価(ドメインパワー)を押し上げ、新しく公開したページの初期評価にも好影響を与えます。

個別ページとサイト全体の両方の評価を底上げできる点が、被リンクがSEOの土台として重視される理由です。

クローラビリティが高まりインデックス速度が上がる

被リンクには、Googleのクローラーを自社サイトへ呼び込む役割もあります。外部サイトに張られたリンクをクローラーがたどることで、新しいページが発見されやすくなり、インデックスされるまでの時間が短くなります。

特に立ち上げ直後のサイトや、内部リンクが十分に整っていないページでは、外部サイトからのリンクが、Googleにページを見つけてもらうきっかけになります。公開したページがなかなか検索結果に出てこない場合、外部からの導線の乏しさが一因になっているケースも。

クローラビリティの向上は被リンクの副次的な効果ですが、公開直後のページを早く評価につなげるうえで見逃せません。

E-E-A-Tの「権威性」を補強する外部シグナルになる

Googleがコンテンツ評価で重視するE-E-A-Tのうち、「Authoritativeness(権威性)」は自社サイト内の施策だけでは証明しにくい要素です。第三者からの被リンクは、その権威性を客観的に裏づけるシグナルとして働きます。

特に医療・金融などのYMYL領域では、権威ある媒体からの被リンクが信頼性の判断材料として大きな意味を持ちます。

E-E-A-Tの4要素と具体的な対策は、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:E-E-A-Tとは?SEOにおけるGoogleの評価基準と13の対策を解説

YMYL領域でSEOを進めるときの注意点は、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:YMYLとは?対象ジャンルとSEO対策で押さえるべきポイントを解説

AI検索(LLMO)でも引用・参照の手がかりになる

ChatGPTやGoogleのAI Overviewといった生成AIは、回答を作る際に信頼できる情報源を引用・参照します。どの情報源を選ぶかの判断には、従来のSEOで重視されてきた被リンクや権威性も手がかりとして働くと考えられています。

そのため、良質な被リンクを積み上げることは、検索順位の向上だけでなく、AI検索で引用・参照される土台づくりにもつながります。

AI検索(LLMO)の具体的な施策と効果測定は、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:LLMOとは?SEOとの違いから対策方法・効果測定までわかりやすく解説

良質な被リンクと悪質な被リンクを分ける4つの基準

良質な被リンクと悪質な被リンクを分ける4つの基準

被リンクには、評価を押し上げる良質なものと、逆に評価を下げかねない悪質なものがあります。両者は、主に次の4つの軸で分けられます。

  • 発リンク元サイトの権威性(ドメインパワー)が高い
  • 自社サイトとのテーマ関連性が高い
  • アンカーテキストが自然で多様
  • nofollow / sponsored / UGC属性の有無

以下は、良質な被リンクと悪質な被リンクを4つの軸で比較した表です。この後、それぞれの軸を詳しく解説します。

判定軸良質な被リンク悪質な被リンク
発リンク元の権威性ニュースメディア・公的機関など信頼性の高いサイトからのリンク実体のないサイトや低品質サイトからのリンク
テーマ関連性自社と同じ業界・分野からの関連性の高いリンク無関係なジャンルからの大量リンク
アンカーテキスト会社名・サービス名・自然な文言で多様特定キーワードに偏った不自然な大量設置
rel属性・自然さ文脈に沿って自然に張られたリンク金銭で売買された有料リンク・自作自演リンク

発リンク元サイトの権威性(ドメインパワー)が高い

発リンク元のドメインパワーが高いほど、その被リンクの評価も高くなります。ニュースメディアや公的機関、業界で認知された大手企業のサイトからのリンクは、特に高く評価される傾向があります。

「どこからリンクされているか」が評価を左右するため、件数よりもリンク元の権威性を優先して考えるべきです。

ドメインパワー(DR・DA)

ドメインパワーはサイト全体の評価の強さを示す指標で、Ahrefsの「DR(Domain Rating)」やMozの「DA(Domain Authority)」が代表的です。
いずれもGoogle公式の指標ではなく、各ツールが独自に算出した推定値である点に注意が必要です。

自社サイトとのテーマ関連性が高い

発リンク元のテーマが自社サイトと関連しているかどうかも、被リンクの質を左右する要素です。たとえば製造業のサイトであれば、同業界のメディアや取引先、業界団体からのリンクは高く評価されます。一方で、無関係なジャンルからの大量リンクは効果が薄く、不自然と判断されるリスクすらあります。

リンクの価値は「関連する相手から自然に張られているか」で決まると考えておくと、獲得施策の判断を誤りません。

アンカーテキストが自然で多様

アンカーテキストとは、リンクが設定された文字列のことで、「公式サイト」「詳細はこちら」「会社名」「サービス名」などが自然に混在している状態が健全とされます。

たとえば、被リンクの記事に対して「被リンクの獲得方法を解説した記事」というアンカーテキストでリンクされれば、リンク先の内容が検索エンジンにも伝わりやすくなります。逆に「詳しくはこちら」ばかりが続くと、何のページへのリンクなのかが伝わりません。

逆に、特定のキーワードに偏ったアンカーテキストを大量に設置すると、検索順位の操作とみなされてペナルティの対象になります。アンカーテキストは自社でそろえるものではなく、さまざまなサイトから自然な言葉でリンクされた結果として多様になるのが理想です。

nofollow / sponsored / UGC属性の有無

リンクのrel属性に「nofollow」「sponsored」「ugc」が付与されている場合、そのリンクがSEO評価へ寄与する度合いは限定的です。ただしGoogleは2019年以降、これらの属性を評価対象から完全に除外するのではなく「ヒント」として扱うと公表しており、参考シグナルとして働く可能性は残っています。

出典:Google検索セントラル「rel属性で外部リンクを修飾する」

属性が付いているからといって無価値と決めつけず、認知や流入の獲得経路としても評価する視点が必要です。

rel属性(nofollow / sponsored / ugc)

rel属性はリンクの性質をGoogleに伝えるための記述です。「sponsored」は広告・有料リンク、「ugc」はコメントや投稿などユーザー生成コンテンツ内のリンク、「nofollow」はそれ以外で評価を渡したくないリンクに使います。

良質な被リンクを獲得する方法

良質な被リンクを獲得する方法

良質な被リンクは、短期間で大量に集めるものではなく、コンテンツとブランドの積み上げによって自然に集まるものです。ここでは着手しやすい順に、4つの獲得方法を紹介します。なおSNSやメルマガは直接の被リンクにはなりませんが、コンテンツを発見してもらう導線として併用すると、獲得の起点になります。

  • 独自性の高いコンテンツを継続発信する
  • プレスリリースで業界メディアに露出する
  • 取引先・顧客の事例を相互発信する
  • 業界メディアへのアウトリーチを行う

いずれも共通するのは、相手が自然に紹介したくなる価値を先に用意するという考え方です。

独自性の高いコンテンツを継続発信する

被リンク獲得の本質的な起点は、他社が引用したくなる「他では手に入らない情報」を発信し続けることにあり、自社で実施した調査や統計データ、現場の実務ノウハウ、具体的なケーススタディなどが、その代表例です。単発の記事ではなく、テーマ全体を網羅する継続的な発信が、サイトの権威性向上と被リンク獲得の両方につながります。

もっとも遠回りに見えて、もっとも再現性が高い被リンク獲得方法が、独自性のあるコンテンツの継続発信です。

検索意図に沿った記事の作り方と構成設計は、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:SEO記事の書き方ガイド【完全版】上位表示される構成の作成方法を解説

プレスリリースで業界メディアに露出する

新サービスや新製品、独自調査の結果などは、PR TIMESをはじめとする配信サービスを通じて業界メディアへの掲載を狙えます。配信サイト自体からの被リンクに加えて、内容を取り上げた転載先メディアから二次的な被リンクを獲得できる点がメリットです。

ただし、配信すれば必ず掲載や被リンクにつながるわけではなく、ニュース性のある切り口が欠かせません。自社調査の結果や業界初の取り組みなど、メディアが取り上げたくなるテーマを用意することが、転載と被リンク獲得の確率を高めます。

ニュース性のある情報をまとめておくと、プレスリリースは被リンクと認知の両方を同時に広げる手段になります。

取引先・顧客の事例を相互発信する

BtoB企業では、取引先や顧客の導入事例を双方が公開し、自然な相互リンクとして機能させる方法が有効です。実際の取引関係に基づくリンクのため、関連性と信頼性の両方を満たす良質なリンクになりやすいのが特徴です。

進め方としては、自社で導入事例ページを作成し、取引先にも自社サイトで紹介してもらえるよう打診します。双方にとって実績の可視化につながるため依頼のハードルが低く、取引関係の中で自然なリンクが積み上がっていくでしょう。

事例コンテンツは商談の後押しにもなるため、被リンク獲得と営業の両面で投資対効果が高い施策です。

業界メディアへのアウトリーチを行う

自社の調査記事や専門ノウハウを、関連する業界メディアの編集者に「参考になりそうな情報がある」と紹介するのがアウトリーチです。ここで注意したいのは、リンクの相互掲載を見返りとして強要する依頼はスパムと判断されるリスクがある点です。メールは個別にカスタマイズし、テンプレートの大量送付は避けます。

出典:Google検索セントラル「リンクスパム」(過剰な相互リンク・大量のリンク交換)

アウトリーチは「相手のメディアの読者に価値があるか」を起点にすると、自然で受け入れられやすい提案になります。

被リンクを獲得する際にやってはいけない4つのこと

被リンクを獲得する際にやってはいけない4つのこと

被リンクには、短期的に順位が上がっても長期的には大きなマイナスになる手法があります。Googleのスパムポリシーに該当する行為がそれにあたり、2024年3月のスパムポリシー更新ではリンクスパムの定義がさらに拡大しました。避けるべき代表的な4つは以下のとおりです。

  • 被リンクを購入・販売する
  • 過剰な相互リンクを設置する
  • 自作自演のサテライトサイトから発リンクする
  • 関連性のないディレクトリ・コメント欄にリンクをばらまく

出典:Google検索セントラル「ウェブ検索のスパムに関するポリシー」(リンクスパム)

こうした手法を使う業者を見抜き、依頼で失敗しないための見極め方は、以下の記事で解説しています。
関連記事:SEO対策の依頼で失敗を防ぐには?費用相場や失敗パターン、必要な準備を解説

被リンクを購入・販売する

金銭やそれに準じた対価でリンクを売買する行為は、Googleのスパムポリシーで明確に禁止されています。「被リンク販売サービス」やSEO業者の「リンクパッケージ」の大半がこれに該当します。

短期間で順位が上がるように見えるため手を出しがちですが、Googleはリンクの売買パターンを検出する仕組みを持っています。一度ペナルティを受けると回復に数か月以上かかることも多く、得られる効果に対してリスクが見合いません。

発覚すればサイト全体が手動対策の対象になりかねないため、被リンクの購入はもっとも避けるべき行為です。

過剰な相互リンクを設置する

相互リンクそのものが問題なのではなく、リンク交換だけを目的とした大量設置やリンク集ページの量産がスパムとして扱われます。取引先やグループ会社など、業務関係に基づく自然な相互リンクは問題ありません。

たとえば、SEOのためだけにサイト同士でリンクを送り合う取り決めはスパムに該当します。一方、業界団体や取引先と自然に紹介し合うリンクは問題なく、リンクを張る理由をユーザーに説明できるかが線引きの目安になります。

判断軸はあくまで「そのリンクにユーザー価値があるか」であり、評価操作が目的になっていないかを確認するようにしましょう。

自作自演のサテライトサイトから発リンクする

サテライトサイトとは、本体サイトの順位を上げる目的だけで作られた量産型の小規模サイトのことです。この手法では、自社でサテライトサイトを複数立ち上げ、そこから本体サイトへ一斉にリンクを送ることで、被リンクを人為的に水増しします。ただし中古ドメインや自動生成コンテンツを使った薄いサイトは構成も似通うため、リンクのパターンとして検出されやすく、2024年のスパムポリシー強化以降は取り締まりも厳しくなりました。

一見すると自社で完結する手軽な施策に見えますが、検出されたときの損失が大きく、割に合いません。

関連性のないディレクトリ・コメント欄にリンクをばらまく

ブログのコメント欄や掲示板、無関係なディレクトリサイトへの大量リンク設置は、関連性と自然性の両方を欠くためスパムと判定されます。こうしたリンクはGoogleにリンクスパムとして認識され、評価対象から除外されるのがほとんどです。

具体的には、無料で登録できるリンク集サイトや、記事と無関係なコメント欄へのリンク投稿などが当てはまります。手間の割に評価へはつながらず、サイトの信頼性を損なうだけに終わるため、時間をかける価値はありません。

量を狙ったリンクのばらまきは、効果がないどころか評価を下げるリスクのほうが大きい手法です。

被リンクを確認・分析する方法

自社にどんな被リンクが集まっているか、競合がどこから被リンクを獲得しているかは、ツールを使えば調べられます。無料の調べ方から競合分析向けの有料ツールまで、目的別に3つの方法を紹介します。

  • Google Search Consoleで自社の被リンクを確認する
  • 無料の被リンクチェックツールで手軽に調べる
  • Ahrefs・Semrushなど有料ツールで競合の被リンクを分析する

自社の現状把握から始め、必要に応じて競合分析へ広げる流れが効率的です。

Google Search Consoleで自社の被リンクを確認する

Google Search Consoleで自社の被リンクを確認する

Google Search Console(サーチコンソール)の「リンク」レポートでは、自社サイトに張られた被リンクを確認でき、被リンク数やリンク元の上位ドメイン、リンクされている自社ページ、アンカーテキストの傾向まで把握できます。無料で使えるため、最初の確認手段として適しています。

レポートでは、最も多くリンクを受けているページや、リンク元として目立つドメインを一覧で確認できます。見覚えのない不審なドメインが上位に並んでいないかをチェックすると、不自然な被リンクの早期発見にもつながるでしょう。

まずはサーチコンソールで自社の被リンクの全体像をつかむことが、すべての分析の出発点になります。

無料の被リンクチェックツールで手軽に調べる

サーチコンソールを設定していないサイトや、競合サイトの大まかな状況を手早く知りたい場合は、無料の被リンクチェックツールが役立ちます。Ahrefsの無料被リンクチェッカーUbersuggestパワーランクチェックツールなどが代表的で、ドメインを入力するだけで被リンク数や主要なリンク元を調べられます。

自社のサーチコンソールを見られない競合の被リンクを、ざっくり把握したいときにも便利です。ただしツールごとに集計の基準や対象範囲が異なるため、数値はあくまで目安と捉え、複数のツールを併用して傾向をつかむとよいでしょう。

無料ツールは取得できる件数に制限があるため、概況の把握用と割り切って使うのが現実的です。

Ahrefs・Semrushなど有料ツールで競合の被リンクを分析する

サーチコンソールで確認できるのは自社サイトの被リンクだけのため、競合サイトの被リンクを網羅的に分析するには、AhrefsSemrushMozなどの有料ツールが必要になります。競合がどんなサイトから被リンクを得ているかを把握すれば、そのまま自社の獲得候補先リストとして活用できます。

たとえば、上位表示している競合がどのメディアから紹介されているかを抽出し、同じメディアに自社も取り上げてもらえないかを検討できます。リンク元の権威性やアンカーテキストの傾向まで分析できるため、闇雲に獲得先を探すより精度の高い施策につながるでしょう。

競合の被リンク元を調べることは、ゼロから獲得先を探すより効率的な、再現性のあるリンク獲得の近道です。

不自然な被リンクが見つかった場合の対処方法

ネガティブSEOの被害や、過去のスパム的な施策で残った不自然な被リンクは、放置するとリスクになります。手動対策を受けるとサイト全体の検索流入が激減するため、早期発見と早期対応が重要です。対処は次の3ステップで進めます。

  1. 発リンク元サイトに削除依頼を出す
  2. 応じない場合はGoogleの「リンク否認ツール」を使う
  3. 手動対策が来ていないかをサーチコンソールで確認する

いきなり否認に進むのではなく、削除依頼から順を追って対応するのが基本です。

1. 発リンク元サイトに削除依頼を出す

まずは不自然な被リンク先のサイト管理者に対し、リンクの削除を依頼するメールを送ります。問い合わせ先が見つからないときは、ドメインの登録者情報を検索できる「whois」で運営者の連絡先を調べる手もあります。ただし、個人情報保護の観点から連絡先が非公開になっていることも多く、その場合は無理に追わず次のステップへ移りましょう。

依頼の際は、対象となるリンクのURLを具体的に伝え、丁寧に削除を依頼します。高圧的な文面はかえって対応を渋られる原因になるため、事務的で簡潔な依頼を心がけましょう。

依頼の記録(内容・送信日時・返信の有無)を残しておくと、後の否認申請で「削除依頼を尽くした証拠」として役立ちます。

2. 応じない場合はGoogleの「リンク否認ツール」を使う

削除依頼に応じてもらえない場合は、サーチコンソールの「リンク否認ツール」を使い、否認したいURLやドメインのリストをテキストファイルでアップロードします。否認はあくまで最終手段であり、自社で良質と判断したリンクまで含めると逆効果になります。

出典:Search Consoleヘルプ「サイトへのリンクを否認する」

否認ツールは強力なぶん慎重に扱い、明らかにスパムと判断できるリンクだけを対象にします。

リンク否認ツール

リンク否認ツールは、特定の被リンクを「評価に含めないでほしい」とGoogleに申告する機能です。削除できないスパムリンクへの対処に使いますが、誤って良質なリンクまで否認すると順位低下を招くため、明らかにスパムと判断できるリンクだけを対象にします。

3. 手動対策が来ていないかをサーチコンソールで確認する

サーチコンソールの「セキュリティと手動による対策」→「手動による対策」レポートで、Googleからのペナルティ通知が届いていないかを確認します。通知があった場合は対象URLと違反内容を確認し、修正後に「再審査リクエスト」を提出します。検索流入が突然急減したときの調査手順としても有効です。

出典:Google検索セントラル「手動による対策レポート」

手動対策の有無を定期的に確認しておくことが、流入の急減を早期に察知する仕組みになります。

被リンクに関するよくある質問

被リンクについて、企業のWeb担当者から特に多く寄せられる疑問に回答します。判断に迷いやすいポイントを、Q&A形式で整理しました。

被リンクは何件あれば効果が出ますか?

「何件あれば効果が出る」という明確な基準はなく、Googleも公式に件数の基準を示していません。件数よりも、リンク元の質・関連性・自然さのほうが評価を左右します。同業他社の被リンク数を目安にしつつ、量より質を優先しましょう。

被リンクの効果が出るまでどのくらいかかりますか?

良質な被リンクを獲得しても、Googleが評価に反映するまでには数週間から数か月かかるのが一般的です。新規ドメインの場合はさらに時間がかかります。短期的な順位変動に一喜一憂せず、半年から1年単位で評価するとよいでしょう。

nofollowリンクにSEO効果はありますか?

rel=“nofollow”が付いたリンクは、Googleが2019年以降「ヒントとして扱う」と公表しており、評価への寄与は限定的ですが完全にゼロとは言い切れません。さらに、被リンクとしての評価とは別に、認知拡大や参照流入(リファラル)といった効果も期待できます。

出典:Google検索セントラル「rel属性で外部リンクを修飾する」

内部リンクと被リンクはどちらを優先すべきですか?

結論として、内部リンクを先に整備したうえで被リンクの獲得に進む順序がおすすめです。内部リンクは自社のコントロール下にあり改善が容易なため、サイト構造を整えてから外部評価を積み上げるほうが、投資対効果が高くなります。

まとめ

被リンクは、第三者からの推薦票としてGoogleが今も重視する評価シグナルです。検索順位やドメイン評価、クローラビリティ、E-E-A-Tの権威性に幅広く影響する一方、購入や自作自演などスパム的な手法はペナルティの対象になります。重要なのは、独自性のあるコンテンツを起点に、関連性の高い相手から自然に良質なリンクを積み上げることです。

とはいえ、被リンクの獲得や不自然なリンクの整理は、コンテンツ制作から外部施策、効果測定までを一貫して進める必要があり、社内のリソースだけで継続するのは簡単ではありません。AdMarketは、購入リンクに頼らず、被リンクの診断・スパムリンクの精査から、関連性の高いサイトへの自然な被リンク獲得の代行まで対応しています。被リンク獲得を含めてSEOを専門家に任せたい場合は、ぜひご相談ください。AdMarketの強みは以下のとおりです。

  • 検索意図と競合の分析に基づき、貴社専用のSEO施策を設計
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  • E-E-A-Tと権威性を意識したコンテンツ設計で、自然な被リンク獲得の土台をつくる

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