広告を効果的に配信する方法ー[広告のスケジュール]
2014年9月 9日
<ごあいさつ>
こんにちは。
もうすぐ2014年度も折り返し地点!
時の流れが速すぎて、驚きを隠しきれないちゃげです。
9月に入り、秋らしい色使いの服装の人を、街でよく見かけるようになりました。
食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋、芸術の秋...
皆さんはどんな秋を過ごされますか?
連休も多く、遠出される方も多いかもしれませんね!
<本編>
早速ですが、今日お話しするのは「広告のスケジュール」について。
アドワーズでは広告のスケジュールの設定を行うことで、1日のうち広告を配信する時間・配信しない時間の切り替えを自動で行ってくれます。
時間を限定することによって、ユーザーを狙い撃ちできる「広告をより効果的に配信するための方法」の1つです。
ではここから、これまでにちゃげが携わったアドワーズ広告配信のうち、広告スケジュール設定を利用したものについて、いくつかご紹介いたします!
広告のスケジュール設定が効果的に行われた事例
①クリック率・コンバージョン率が低い深夜は、配信をSTOP!
ある広告で、配信スタートから数ヶ月の間、24時間通しての配信を行っていました。
しかし、その期間の配信結果を時間別にチェックしてみたところ、深夜2時から朝までの数時間は他の時間帯に比べて「クリック率」「コンバージョン率」が低くなっていたのです。
仕事に家事に働く社会人向けの商品の広告だったため、昼間働く社会人が寝ている時間に「クリック率」「コンバージョン率」が下がるのは、よくよく考えれば当たり前です。
ですので、深夜2時から朝6時までの配信を停止し、その他の時間は、通常通り配信を続けました。
その結果、「クリック率」「コンバージョン率」が少しでも高い時間に、予算を充てることができました!
②1日の予算を最小に抑え、ネットショッピングユーザーが増える時間を狙う!
ある企業様のアドワーズ広告で「他のプロモーションとの兼ね合いで、今月は大幅に予算を減らしたい」とのご要望がありました。
しかし、低予算で24時間の配信設定を続けると、夜0時に1日の予算がリセットされてから、数時間のうちに、その日1日の予算を使い切ってしまいます。
そんな時は、夜0時に1日の予算がリセットされてからの数時間に配信するのではなく、この数時間分の予算を、ユーザーがゆっくり買い物できる時間に集中させます!
過去のデータを見てみると、この企業様の製品は「夕方以降」「特に夜21〜24時」にコンバージョンが多くなっていました。
ですので、この時間だけに広告を配信することで、最小の予算で最大の効果を得られる可能性が高くなります。
...と、ここまで2例をご紹介しましたが、これらの配信を通じて、広告のスケジュールについて考える時は「もし自分なら...」という視点を持ち、「想像する」ことが大切なんだとちゃげは感じました。
例えば、アドワーズでの広告配信結果を見ていると、「お昼の12時はクリック率がいい!」という結果になることがよくあります。
ここで、「クリック率がいい」→「ここに配信を集中させよう!」ではなく、1度想像してみることが大切です。
例えば...
「商品のターゲットは働く社会人」→「お昼の12時と言えば、昼休み」→「昼休みにゆっくりネットショッピングはできない」→「本当にコンバージョンが欲しいなら、帰宅後の時間を狙う方が効果的!」
...というように、広告を見てほしい人・クリックしてほしい人の生活を想像してみると、配信に適した時間が見えてくるはずです。
<さいごに>
今回も、広告配信をより効果的にする方法についてお話しさせていただきました。
これからも、実例を挙げながら、費用対効果アップを目指す方法をご紹介できたら...と思っています。
次回もぜひご覧ください!
ちゃげでした!