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インストリーム動画広告、成功の秘訣4箇条
2014年6月17日
こんにちは。
増員・増床に伴うオフィス移転でうきうきしている東京営業所のスミスです。
さて、このブログでは、導入編>運用編>制作編と5回にわたって
TrueViewインストリーム広告の仕組み、運用方法、制作のポイントをご紹介してきました。
そこで今回は、私がYouTube上で検索して「参考になるな~」と思った
中小メーカー/ネット通販業/サービス業の3つの事例を踏まえて、
動画マーケティングの成功の秘訣
をご紹介していきたいと思います。
【CASE1】中小メーカー
戦略的なYouTubeマーケティングで売り上げ・CVRが2倍に!
「動画コンテンツの配信はお金のある企業の特権で、当社には無理だと思っていました。世界レベルのブランドならテレビCMに何億ドルも出せるでしょう。では、中小企業はどうしたらいいか・・・そこへ現れたのがYouTubeです!」
製品の紹介動画を配信し続けていたアメリカのトレーニンググッズメーカー。
コンテンツの配信により、認知度やアクセス数は確実に伸びていましたが、実際のコンバージョンや収益にはつながっていなかったそうです。
そこで、いままでの無戦略なコンテンツ配信を一新!
1.動画コンテンツを短く・簡潔なものへと作り替える
2.購入のハードルが下がりがちな時間帯(深夜や休暇シーズン等)にYouTube広告を打つ
など、戦略的なマーケティングを開始したそうです。
結果として、コンバージョンする可能性の高いユーザーがサイトへ流入し、
トラフィック5倍、コンバージョン率2倍、売上2倍へとつながったようです。
参考URL:https://www.youtube.com/watch?v=-ltuXgMjWxY
【CASE2】ネット通販業
最初の5秒で引きつけ、目標数値の4倍の売り上げへ!
「おせち」の売り上げが伸び悩んでいた宅配ネットスーパー。
年末商戦に向けて、
・ユーザー数が圧倒的に多い
・動画で直感的な訴求ができる
・細かいセグメントでピンポイントに広告を放映できる
といった理由から、YouTubeインストリーム動画広告を広告媒体として選出。
臨時ニュース風の動画で、最初の5秒でユーザーを引きつけ、「まだ間に合う!」「今なら間に合う!」といったテロップでクロージング。
アノテーションの設定や検索キーワードを動画内に表示させて、商品購入までの導線をつくり、12月下旬から数週間だけの配信にもかかわらず、目標の4倍という売り上げを記録したそうです。
参考URL:http://youtu.be/GEJPaEYzQg4
【CASE3】サービス業
限られた予算でより多くの人へリーチ!
ホテルや旅館、ウエディングなどのサービス業では、
美しい動画を見せることが欠かせません。
より多くの人に動画を見てもらうにも、TVCMでは予算オーバー...
そこで、選ばれたのがTrueViewインストリーム動画広告だったそうです!
こちらの事例では、
・細かいセグメントに、ピンポイントで広告を配信できる
という利点を生かし、
アウトドア関連の動画を視聴しているユーザーに向けては
「アクティビティ編」動画広告を配信。
その他にも、「ウエディング編」「ビーチ編」「ファミリー編」と細かいテーマで動画を制作。
それぞれのターゲットに向けた動画を配信することで、
コンバージョンする可能性が高いユーザーの獲得を目指しました。
最小CPC12円まで抑えられ、サイトへの新規流入数は30%増加し、成功へとつながったようです。
参考URL:http://www.nassauparadiseisland.com/
インストリーム動画広告、成功の秘訣4箇条
Jムビスタ的に分析してみると、これらの動画には、
動画広告を成功へと導く秘訣がちりばめられていることが分かります。
1.最初の5秒でユーザーの興味をひく!
TrueView インストリーム動画広告は、最初の5秒が肝心です。
ここで興味を持ってもらえなければ否応なくスキップされてしまいます。
直感的に興味をひくために、
インパクトと分かりやすさを重視したクリエイティブを意識しましょう。
2.動画の内容は簡潔、明瞭に!
動画の内容が曖昧だったり、メッセージが不明瞭だと、
ユーザーは興味を持つ前にスキップしてしまいます。
逆に、内容が簡潔で明瞭なメッセージを設定すれば、
視聴者はリンク先のウェブサイトに何があるかを想起しやすく、
コンバージョンの可能性が高いユーザーをサイトへ誘導できます。
3.購入ページへの誘導を忘れずに!
・アノテーションの設定
・検索キーワードを動画に表示
アノテーション(再生時にURLを表示させる機能)を設定することで、
興味を持ったユーザーを、そのまま購入ページへと誘導できます。
また、検索キーワードを動画内に常時表示することで、
後からでも検索してサイトへと到達できるようにしましょう。
4.リマーケティングを行って、取りこぼしをなくす!
YouTubeは、なんらかの目的をもって訪問しているユーザーがほとんどです。
広告に興味があっても、その場では購入にいたらないことが大いにありえます。
そんなユーザーに対しては、AdWords経由でウェブ広告を配信しましょう。
こうしたリマーケティングにより、取りこぼしを減らすことでき、ROI向上につながります。
<まとめ>
インストリーム動画広告、成功の秘訣4箇条
1.最初の5秒でユーザーの興味をひく!
2.動画の内容は簡潔、明瞭に!
3.購入ページへの誘導を忘れずに!
4.リマーケティングを行って、取りこぼしをなくす!
ぜひ、この秘訣を意識してインストリーム動画広告を活用してみてくださいね。
5月には、huluが本国アメリカでピザハットと提携し、
「huluサイトからピザを注文できる」といったインストリーム広告のサービスを始めました。
動画広告の活用に一層拍車がかかりそうです。
動画広告市場から、今後も目が離せませんね!
<参考サイト>
・Google/InSide Adwords http://adwords-ja.blogspot.jp/2013/10/youtube-trueview-5-4.html
・PSFK http://www.psfk.com/2014/05/hulu-pizza-delivery-service.html#!KVHsl