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スマートフォンで「YouTube」を見ている人数は3000万人を突破
2015年11月 5日
こんにちは!
YouTube研究所の研究員、はらちゃんです。
姉妹ブログGoogle研究所へ出張しておりまして
YouTube研究所の更新がしばらくぶりですね...、すみません!
もう、11月に突入してしまいましたね。
すっかり寒い季節になってきました。
最近は、バナー広告だけではなく動画広告のご相談もますます増えてきています。
やはり、動画というのはインパクトを与えやすく訴求力が高い広告コンテンツになるのだと思います。
では、本編です。
前回は国内動画サイトの利用動向についてご紹介しました。やはりトップは「YouTube」でしたね。
今回は、動画サイトの利用デバイスや利用者のユーザー属性について焦点をあててお話ししたいと思います。
■「ビデオ/映画」カテゴリのスマートフォンからの利用数はPCの1.4倍に!
ニールセンの調査による、動画サイト「ビデオ/映画」カテゴリ全体での2014年1月〜2015年1月までの利用者数推移を見ると、2014年4月にPC利用者をスマートフォン利用者が上回っており、2015年1月にはスマートフォン利用者は3700万人超え、PCの約1.4倍という結果となっています。(※1)
この図からも分かるように、スマートフォン利用者は増加しており、これからもどんどん増えていくと思います。
要因として、スマートフォンの利用者自体が増加していることもですが、スマートフォンが動画視聴に適応しだしたことや、回線の安定し快適な視聴がしやすくなったことがあげられます。
■スマートフォンで「YouTube」を見ている人は3000万人超え
「YouTube」「ニコニコ動画」「GYAO!」の各デバイスからの利用者数をみると、1位の「YouTube」はスマートフォン利用者は3,000万人を超え、PCの1.6倍となっております。
また、「ニコニコ動画」もスマートフォンの1.7倍となっているのに対し、「GYAO!」はPCがスマートフォンの1.7倍という結果となっています。(※1)
■男性はPCを、女性をはスマートフォンを利用して「YouTube」を視聴!?
2015年1月「YouTube」「ニコニコ動画」「GYAO!」の利用者属性割合を見ると、3サービス全てでPCは男性、スマートフォンは女性の割合が高くなっていました。また、「ニコニコ動画」の特徴としては、PCの34歳以下男性の割合が28%となっており、他の2サービスよりも10ポイント程度高くなっていることがあげられます。(※1)
■スマートフォンで「YouTube」を見るのは繰り返し傾向あり
2015年1月「YouTube」「ニコニコ動画」「GYAO!」 のポジショニングマップを見ると、3サービスに共通して一訪問あたりの利用時間はスマートフォンよりもPCの方が長くなっています。
「YouTube」はPCよりもスマートフォンの方が一人あたりの利用回数が多く、繰り返して視聴する傾向があることが分かります。
今回取り上げましたニールセンの調査結果からは、サービスごとの利用者属性やデバイスからの利用回数、利用時間の傾向がわかりました。
スマートフォンよりPCでの利用時間が多いのは、家でゆっくりしているときにPCから動画を長時間視聴していることが連想出来ますよね。
このように、どのようなユーザーがどういうシチュエーションでどのデバイスを利用して、YouTubeを見ているのか...、仮説を立てたりなど考慮して、広告配信を行いたいですね!
今回はここまでです!
動画サービスの利用デバイスやユーザー属性の統計情報をご紹介いたしました。
次回移行もYouTubeに関連する最新情報をお届けいたしますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
はらちゃんでした。
※1 http://www.netratings.co.jp/news_release/2015/02/Newsrelease20150224.html