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エンハンストキャンペーンについて

2014年11月13日

<ごあいさつ>
こんにちは!助手3号のはらちゃんです。

いよいよ、寒くなってきましたね。
そろそろ紅葉シーズン突入でしょうか?
はらちゃんは見に行く予定ですよ。今から楽しみにしています!



<本編>
さて、本編です。

前回、スマートフォンにより多く広告を配信する方法をご紹介しましたが、
実はこのお話は「エンハンストキャンペーン」という、AdWordsの2013年7月に移行した新しいキャンペーンタイプに深く関係しています。
今回は「エンハンストキャンペーン」についてご紹介いたしますね。


そもそもエンハンストキャンペーンとは何でしょうか。



■エンハンストキャンペーンとは?

エンハンストキャンペーンとは、「PC・タブレット・スマートフォンの入札単価や広告を 1 つのキャンペーン内で管理できるように設計された、新しいタイプのキャンペーン」のこと。

...そういわれても、いまいちピンと来ない方が多いと思いますので、まずは背景と目的から詳しくお話ししていきます。





■エンハンストキャンペーンの背景と目的

エンハンストキャンペーンは、従来のキャンペーンのアップグレード版になります。(2013年2月から実施され、7月には完全移行されました。)これは、スマートフォンやタブレットなどのデバイスの普及により、消費者行動がここ数年で大きく変化したことが背景にあります。

消費者は、場所や用途に応じてデバイスを使い分けていますよね。例えば、会社や自宅ではPCを使い、通勤時や外出先ではスマートフォン、寝る時にはベッドでタブレット...など。
はらちゃん自身、そのようにPC・スマートフォン・タブレットを状況や時間帯などで使い分けています。

そこで、エンハンストキャンペーンでは、ユーザの意図と置かれた状況(場所・時間帯・デバイス)に応じて、より的確な広告を表示させることができます。これにより、広告のパフォーマンスの向上につながるのですね。


では、具体的にエンハンストキャンペーンで何ができるようになり、アップグレードされたのでしょうか。
変更点は様々ありますが、今回は主な4つの特徴をご紹介します!




■エンハンストキャンペーンの主な特徴


1.ユーザーのデバイスや場所に応じて入札単価を調整可能

同じ検索キーワードでも「曜日」「時間帯」「地域」「デバイス」が違えばユーザーの意図は異なります。
例えば、検索キーワードを「居酒屋 京都」で考えてみます。「平日の夕方〜夜」に「外出中」に「スマートフォン」を使用して検索している場合、今すぐ予約して飲みに行きたいという意図が見受けられます。一方、「休日」に「自宅」で「PC」を使用して検索している場合は、京都で歓送迎会を開けそうな居酒屋の情報収集をしているかもしれません。
このように、これからの広告は訴求したいユーザーのコンテキスト(曜日・時間帯・地域・デバイス)を想像した上で、適切に設定配信を行う必要があるのです。

エンハンストキャンペーンでは、コンテキストに応じて、入札単価を調整できます。設定はキャンペーン単位、広告グループ単位で可能です。


ここで、押さえておきたいポイントがあります。
従来とは大きく変わったところが、PC・タブレットが統一化されたところです。つまり、「PC」と「タブレット」は同様のデバイスとして見なされる、ということ。今までのようにデバイスごとにキャンペーンを分けることができなくなり、全てのデバイスが1つのキャンペーンとして管理するようになっています。

これを踏まえた上での、デバイス入札単価設定方法については、前回の「広告を公開的に配信する方法ー[モバイルへの配信②]」でご説明させていただいています。




2.スマートフォン向けに広告タイトル、テキスト、URLの設定

前回の記事でご紹介した通り、スマートフォンのみに広告を配信するという方法はありませんが、スマートフォンにできるだけ多く広告を配信することが出来ます。エンハンストキャンペーンでは、スマートフォン向けの広告文、URLの設定ができます。


【設定方法】
通常の広告を設定する方法とほとんど同じです。

1112-1.png


①デバイス設定の「モバイル」にチェック
②広告プレビューがモバイル広告に変化
③「広告の保存」をクリック



3.広告表示オプションの設定とサイトリンクの個別管理・レポート機能

広告表示オプションとは、広告の下にサイトリンクを設置できたり、住所や電話番号を表示するなど、広告の追加情報を表示することができる仕組みのことです。この「広告表示オプション」の詳細については次回以降お話できたらと思います。



4.新しいコンバージョンタイプの測定

エンハンストキャンペーンでは下記の新しいコンバージョンタイプの測定ができますが、まだ日本で利用ができるものは少ない現状です。

・アプリダウンロードのコンバージョン測定
 →「Click-to-Download広告」
・クロスデバイスの推定コンバージョン(開始デバイスと終了デバイスが異なる場合のCV)の測定
 →推定コンバージョン数として測定可能
・通話コンバージョンの測定
 →アメリカ、イギリス、ドイツで先行開始
・実店舗での購入(クーポン利用のオフライン購入など)を測定
 →日本では将来的に利用可能





<さいごに>

今回はここまでです。
昨年の7月に移行された「エンハンストキャンペーン」についてお話させていただきました。
従来のキャンペーンから多くのことがアップグレードされているので、常にAdWordsの仕様変更にアンテナをはって情報を得ていきたいものですね。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
はらちゃんでした。

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