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SNS広告 / 運用 

LINE Tagを用いたターゲティング手法で広告パフォーマンスを向上させる [LINE運用代行 Vol.13]

2021年3月31日

今回はLINE広告のターゲティング手法の一つ、ウェブトラフィックオーディエンスについて紹介します。LINE広告は配信母数が他のSNS広告より多いけど、細かなターゲティングができないと思っていませんか?ターゲティングの概要とそれに必要なタグの設置、また実際のパフォーマンス結果についてもお伝えしていきます。

ウェブトラフィックオーディエンスで確度の高いユーザーへ配信

ウェブトラフィックオーディエンスとは、設定したLINE Tagのトラッキング情報をもとに該当のサイトを閲覧したユーザーをオーディエンスにできるターゲティングです。広告経由でサイトを訪問したユーザー以外に、自然検索でサイトに行きついた人もオーディエンスに入ります。そのため、カテゴリの詳細ターゲティングでは対応しきれない場合もこのウェブトラフィックオーディエンスを使用すれば、広告に興味を持ってもらえる可能性が高くなります。その他、設定次第では「サイトを閲覧したがコンバージョンページには行きつかなかったユーザー」に直接アプローチすることも可能です。

そもそもLINE Tagとは?

LINE Tagとはその名の通りLINEが発行するタグのことです。該当のサイトにこのタグを埋め込むことで、そこに訪れたユーザーデータを蓄積させ広告のターゲットにすることができます。LINE Tagの種類は全部で3つに分かれます。

・ベースコード
ユーザーの行動を計測する全ページに設置する、広告アカウントごとに必要なコード

・コンバージョンコード
コンバージョンを計測するページ(購入完了や資料ダウンロード完了ページなど)に設置するコード

・カスタムイベントコード
広告主が自由にユーザーをラベリングすることができるコード

LINE Tagの設置方法と注意点

タグの設置と聞いて「面倒じゃないの?」と思われるかもしれませんが、順を追ってみれば意外と簡単なものです。LINE広告画面にある共有ライブラリ内のトラッキング(LINE Tag)で記載されていますが、詳細を一度見てみましょう。

・ベースコード
「LINE Tag」で計測したいサイトの<head>内に設置します。このコードが設置されていないとLINE Tagが機能しないため必ず埋め込むようにしましょう。

・コンバージョンコード
コンバージョンを計測したいページに設置します。ベースコードは全ページに設置するため、ベースコードとセットとなります。設置場所はベースコード直下での設置が推奨されており、ベースコードが先に読まれるように設置する必要があります。

・カスタムイベントコード
こちらもベースコードとセットで設置し、その際はベースコードが先に読まれるように設置します。コンバージョンページに該当するページや、関連のページに埋め込みます。

注意点として、有効になるオーディエンスデータはLINE Tagを設置したタイミングからとなります。そのため、広告配信直前ではなく、前もって先にタグの埋め込み作業を行っている方が良いと言えます。データは過去最大180日間までとなります。LINE経由以外の自然検索からのユーザーもオーディエンスに含まれると最初に紹介しましたが、ページに訪れた全てのユーザーを網羅できるわけではないため注意が必要です。

ウェブトラフィックオーディエンスの配信結果事例

弊社が運用したLINE広告の事例として、詳細ターゲティングよりも、ウェブトラフィックオーディエンスのパフォーマンスが高くなりました。クリック単価はカテゴリの2倍と高めになりましたが、クリック率やコンバージョン率は高いものとなっております。もちろんオーディエンスの母数が極端に少ないと配信が動かない恐れもありますが、LINE広告でコンバージョンも重視したい場合、ウェブトラフィックオーディエンスもターゲティングに加えることをおすすめいたします。

【詳細ターゲティング】
クリック率:0.73%
クリック単価:8円
コンバージョン率:0.54%

【ウェブトラフィックオーディエンス】
クリック率:1.05%
クリック単価:16円
コンバージョン率:1.05%

まとめ

今回はLINE広告のウェブトラフィックオーディエンスについて説明しました。タグの設置はそこまで難しいものではありません。ぜひLINE広告を配信される際は一度検討してみてください。

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