
YouTube動画広告のノウハウや、事例研究など運用に役立つ情報が満載です。
2022.03.31
これまで様々な広告の種類について紹介しました。今回は、YouTube動画広告のトップページに表示できるマストヘッド広告について学んでいきましょう。
マストヘッド広告は、YouTubeのトップページ上部、検索窓直下に配信される広告です。月間アクティブユーザーが6,500万人と言われているYouTube上で、かつYouTube上で最も目に入るためブランド認知拡大には大きな効果が得られます。Googleの調査では、マストヘッド広告の利用で広告想起が平均92%増加、購入意向は平均46%増加したという結果も出ています。
課金方法はもともと1日1社だけが24時間この枠を買い取るという買付方法でしたが、2019年よりインプレッション単価での購入に変更となりました。そのため、同日に複数社がマストヘッド広告を利用することができるようになっています。
デバイスはデスクトップ、モバイル、テレビ画面、タブレットに配信することができ、それぞれの見た目は上記のようになります。オプションとして、「行動を促すフレーズ」、「行動を促すフレーズの飛び先URL」、「広告見出し」、「補足説明文」などが設定可能です。なお、マストヘッド広告のプレビューは以下のサイトより確認することができます。手順はシンプルで①動画のURL、広告見出しを入れて「プレビューを更新」するだけですので、ぜひ参考にしてみてください。
マストヘッド広告で設定できるターゲティングは以下になります。ターゲティングの絞り込みが多いほど単価が上がりやすくなるため、注意しましょう。言語やフリークエンシーキャップはチャージなしですが、以下はチャージありとなります。
マストヘッド広告については、Google広告管理画面上でキャンペーンを設定することが仕様上できかねます。出稿を検討される際は、マストヘッド広告を取り扱う正規代理店を通すことになります。通常審査は以下の手順にとって行われますが、著作権申請を行う必要がある場合は入稿までに別の審査も含まれることになります。
① 事前審査(企業・LPの可否審査)
② 申し込み(在庫確保)※10営業11時まで
③ 入稿※9営業11時まで
マストヘッド広告の配信は予め予約して実装するため、配信する際はスケジュールに余裕を持って行うのが安全と言えます。
今回はYouTube動画広告のマストヘッド広告について紹介しました。まとめると以下になります。
新商品販売など短期間で認知を上げたい場合はマストヘッド広告を検討してみても良いかもしれませんね。マストヘッド広告の出稿を希望される際は、まずはお気軽にご相談ください。